C型肝炎ウイルスを治療し、治ったとしても・・・

外科医

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みなさま、おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

今日は、日曜日ですが、
大学の当直
気が滅入ります

ここ1-2週間
かなり進行した肝臓がんを患う
患者さまの問い合わせが多く、
また、その様な方々の場合、
予定が埋まっていても
緊急で治療枠を作るので、
心も身体も、疲弊しています

それに加えて、
もう本当に余計な、第7波

夏のコロナ対応は、
防護用の服やゴーグル、マスクで
感染外来をしますと、
サウナ状態で、汗だくです

痩せるかも♪と前向きに暑さをとらえています 笑

さて、
日本の肝臓がんの発生率自体は、
C型肝炎の治療の確立のお陰で減ってきている訳
ですが、

C型肝炎の治療後、C型肝炎は治ったと思って、
病院でのフォローをやめたり、
検査を怠ったりしてしまうケースが後を絶ちません

C型肝炎を治療し、治ったとしても、
数年の間、肝臓がんの発生の可能性
が残ります

つまり、C型肝炎が治ったとしても、
定期的に採血と画像検査をしておかなければなりません

特に、肝臓の状態が肝硬変の方などは、注意が必要です

肝臓は沈黙の臓器とも言われるので、
そういう方で、何か腹部の違和感を感じたときには
かなり進行した状態になっていることも多いのです

この方も、
まったく同じ状況で、
C型肝炎治療後、だんだんと医療機関から足が遠のいてしまったようで、

症状が出て検査した時には、
非常に進行した状態で見つかってしまいました

肝臓の右葉は全て癌となり、
癌は門脈の一番太い本幹まで浸潤している状況
です

スライド3

もちろん、この様な状態でも
岩本内科では、
今できる最善の治療を、全力で行いますが、
この様なことは、定期的に経過を診てもらうことで防げることです

C型肝炎を治療した後でも、
採血や肝臓の画像検査を続けましょう

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肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。

Source: ガンちゃん先生奮闘記

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