終末期に向かう時、暮らしを諦めろというのか?僕は嫌だ。

医療機関

ザイタクを、暮らしを、そして、排泄を諦めるな。

 

 

その時に向かう時、残念ながら、

排泄のことが難しくなる。

このことは在宅看取りの中でも、

綺麗事なんかでは話せないことも知っている。

 

単純な話だが、単純でない。

 

たしかに一番困ることには違いない。

実は病院でも、その時に向かう時、

看護量が増大する故に、人の手による介護看護を

残念ながら避けていく傾向に、、、、、

端的に言うと、病院で最期を迎えるなら、

残念ながら、管やオムツに頼る傾向にある気がする、、

多くは、そうではないのだろうが、、、、

 

 

家で最期を迎えたいなら、どうだろう?

最期までお家で暮らしたいなら、どうだろう?

 

終末期に向かう時、リハビリ的視点、

つまり生活再建的視点から考えると、

最期の日まで、おトイレに行くことを諦めたくはない。

 

リハビリという挑戦には、もちろん失敗もつきものだ。

その人らしさを保つなんて話は、かなり至難の業。

そんなことはわかっている。しかしだ。

それでもなお、人は家で最期まで暮らしたい。

人は最期の時まで、暮らすことに希望を持つ。

 

みんなで考えたい。

諦めるほうが良いこともあるだろう。

どんなことでも諦めない!なんてカッコつけだけでは

どうにもならないこともあるだろう。

 

こんなコロナだから、みんな相当へこたれてる。

そして、どんな人もみんなめっちゃ踏ん張っている。

それも、わかった上で、考えたい。

 

その医療行為のデメリットは、みんな、

ちゃんと理解できているのだろうか、、、

医療者だけの視点で、暮らしを見てないか?

 

医療がどこか、

片手落ちになっていても

許されてしまう残念な風潮を、変えたい。

僕はまだ諦めたくはない。少しだけ言う。

ザイタクでは、尿バルーンは必要ない、、、、、

 

それをみんなの知恵で乗り越えることに、

僕はチャレンジしていきたい。

 

 

いついかなる時も、ザイタクを、暮らしを、

そして、排泄を諦めるな。切なる願いだ。

 

 

 

諦めという傘じゃ雨はしのげない。

良かったら聴いてください。

 

 

 

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