胆嚢浸潤を伴う進行肝臓がんの治療経過

外科医

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みなさん
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

東京で開催された
肝臓学会から戻ってきております

私の後輩に
岩本内科の症例の発表を
してもらったのですが、

それが、
専修医発表の中で
最優秀賞
を取りました!!

それだけ強い印象のある
発表内容だったんでしょう

嬉しいですね♪♪

本日ご紹介は

B型肝炎から発症した
肝臓がん

今年の2月に治療を開始

この肝臓がんは
かなり特殊で

肝臓内のがんが
胆嚢の中に入り込んでいる状態で
見つかりました

スライド6
スライド7

がんは門脈にも入り込んでいるので

StageIVBの状態です

肝機能もChild Bという
中等度の肝機能で
それほどよくありません

この様な状態だと
治療が効かないと
余命としては、もって半年という
ところかもしれません

カテーテル留置で
肝動注 New FP療法

門脈動脈同時塞栓療法を組み合わせて
加療しました

治療経過で

胆嚢の内部に入り込んだ癌は
縮み、

今回、全ての癌を治療することが
できました

画像上は
癌ゼロです

スライド11

肝臓がんの場合は
再発は高確率でしてくるのですが、

余命が宣告されるような
状態から癌がゼロの状態に

とっても凄い事なんですけどね

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Source: ガンちゃん先生奮闘記

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