忘れてはいけない歴史がある
語り継いでいかなければならない悲劇がある
あれから77年――
「今でも飛行機の音が聴こえると、
ドキッとする」
と、むかし母が言っていた
まだ子どもだった私は、
「飛行機の音が聴こえたら楽しいのに、
なんで?」
と、思った
ほとんどの子どもたちは、きっと、
飛行機の音が聴こえてくると
わくわくした気持ちで空を見上げる
そして、飛行機を探す
その姿を目にできたら、なんだか嬉しい
いや、
私は今でも飛行機の音が聴こえてくると
空を仰いでしまう
飛行機を探してしまう
が、母は違った
それは、母がまだ幼い頃、
戦争を体験していたからだ
母にとっては、“飛行機の音=B29”
「敵国の飛行機が来たから隠れなさい」
という、
あの当時の記憶が蘇るのだそうだ
「夜は敵に居場所を知られないよう
(爆弾を落とされぬよう)、
家の灯りを消し、
窓から光が漏れないようにした」
そう聞いたことがある
映画やドラマで観たことのある、
“防空壕”や“防空頭巾”も、
母にとっては現実そのものだった
『神風特攻隊員たちの遺書』
しあわせにあふれている現代では
考えられない現実がここにある
何度見返しても、
あふれて止まらない涙
心が張り裂けそうだ
決して忘れてはいけない歴史
語り継いでいかなければならない、
彼らの命
この動画に寄せられている多くのコメント
これらの想いにも、
いつも泣かされるのだ
乳がんになったからこそ感じた、
命の重さ、尊さ...
これからも、
大切にして生きていかなければ...
世界の平和を祈ります
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Source: りかこの乳がん体験記
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