■「食後に動くと消化に悪い」は大間違い
常識というのは時代とともに変わっていくものです。健康に関する常識も同じです。
「食後に動くと消化に悪い」
これも、過ぎ去りし時代の常識です。
食後は、消化のために胃腸まわりに血流が集まります。ところが、体を動かすと、筋肉にも血流がいき、胃腸まわりの血流が落ちるので、消化機能が落ちます。つまり、消化の邪魔をしてしまう。
だから、「食後は運動をしてはいけない」と、かつては言われていました。
でも、それは過食がなかった時代の作法なのです。
糖質をとりすぎて、血糖値も上がりやすくなっている現代人は、食後こそ、こまめに体を動かしたほうがいい。糖の吸収をちょっと邪魔するぐらいがちょうどいいのです。
なおかつ、体を動かすには、エネルギー源が必要です。そのエネルギー源として使われるのが糖です。筋肉を動かせば、余った糖が使われ、血糖値が下がります。■「インスリンが効きやすい体」をつくる
食後に体を動かすことは、食後高血糖を防ぐ“特効薬”のようなものです。さらに、運動には「インスリンが効きにくい」という体質を改善する効果もあります。インスリンは出ているのに糖が細胞に取り込まれていかない、インスリンの効きが悪い状態を「インスリン抵抗性」と言います。そのインスリン抵抗性の原因となるのが、内臓脂肪です。
食後に体を動かして血糖値の急上昇を抑えれば、インスリンの分泌も少なくてすみます。インスリンは肥満ホルモンでもあり、余った糖を中性脂肪に替えて脂肪細胞にも蓄積させます。ということは、インスリンの分泌が減れば、脂肪の蓄積も減るということです。
結果、インスリン抵抗性が改善され、インスリンが効きやすい体になるのです。
また、インスリンが効きやすい体をつくるには、筋肉をつけることも大切です。
まぁ、食べてゴロンと横になると、、
内臓脂肪が憑いてしまう。
食べたら軽くスクワットも良いかもですね。
Source: 身体軸ラボ シーズン2
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