株式投資こそ資産形成で一般人が逆転するための最大の武器

内科医

おはようございます。

実質賃金が伸び悩み、かつインフレの波が押し寄せる中、株式投資の種銭を貯めることがどんどん難しくなっています。

しかし、株式投資、特に優良株への長期投資こそが一般人が資産形成で成功するための最大の武器であることは間違いなく、

そのために若いうちに種銭を貯め、できるだけ早く優良株に働いてもらう仕組みを完成させることが重要です。

一度仕組みを作った後は、毎月の給料から追加入金してそれを大きく育てることに集中しましょう。

株式投資こそ資産形成で一般人が逆転するための最大の武器

本日の記事の要点は以下の通りです。

1. 株式投資こそ資産形成で一般人が逆転するためのツール

2. 絶対に守るべきルール:「良い株を長く保有すること」

3. 良い株が見極められなければインデックス投資で平均点を狙う

以下詳細を見ていきます。

 

1. 株式投資こそ資産形成で一般人が逆転するためのツール

日本では超少子高齢化社会を迎え、社会保険料などが増大し実質賃金が長期にわたって伸び悩んでいます。

さらに、ウクライナ戦争による燃料や原材料費の高騰によるインフレの波が押し寄せて来ており、毎日の生活をやりくりするのがやっとで資産形成どころではないという人も増えているでしょう。

 

当ブログで何度も紹介しているように、超低コストの投資信託が増え、NISA、iDeCoなどの非課税制度も充実してきており、投資環境に関しては過去最高と言っても過言ではありません。

ところが、どんなに優れた投資環境が用意されても十分な種銭が用意できなければ無意味です。

この種銭を用意する難易度が年々向上していることが、日本における資産形成の難易度アップにつながっています。

 

とはいえ、株式投資、特に「優良株への長期投資」こそが資産形成において一般人が逆転するための最大の武器であることは間違いありません。

その必要性にいち早く気が付き、それに向けていち早く行動を起こした人こそが安心した老後を手に入れられることになります。

 

2. 絶対に守るべきルール:「良い株を長く保有すること」

株式投資において絶対に守るべきルールは「良い株を長く保有し続けること」です。

株を長く保有し続けるためには、その株の事業に永続性があるか否かが最も重要なポイントだと思います。

成長スピードはゆっくりでもよいので、20年〜30年後にも確実にそのビジネスが存在していると信じられるものに投資をするのがよいでしょう。

そして、企業の成長とともに配当も毎年確実に育っていく企業であればより安心して長期保有できます。

ウォーレン・バフェットがアメリカン・エキスプレスやコカ・コーラを何十年も保有し続け、どれだけの財を築いたか考えれば容易に想像できることです。

ところが、この「良い株を長く保有し続ける」というのが言うほど簡単ではなく、実際には何度も訪れる暴落局面で手放してしまう方が多いのですね。

 

3. 良い株が見極められなければインデックス投資で平均点を狙う

株式投資が難しいのは、購入時点では「これは今買っておけば将来間違いない優良株」と持て囃された株が、10年後〜20年後には時代遅れの産物になっている可能性があることです。

「今この株を持っていないなんてありえない!」と言われた株が、5年後には完全に忘れ去られて話題にも上らないということは日常茶飯事です。

ビジネスに永続性がある真の優良株であれば、むしろ誰も話題にしていない時に購入して長期保有すれば将来大成功する可能性があります。

ところが、単に一時的なブームで話題になり、そのビジネスに永続性がなく、企業の業績が伴っていないのに株価だけが上昇したようなケースでは、その株を長く保有すればするほど損失が膨らむばかりでしょう。

買った時点でその株の5年後、10年後を正確に予測することは困難であり、それが株式投資、特に個別株投資を難しくしています。

ビジネスモデルが魅力的で、10年後〜20年後も成長し続けているストーリーが描ける企業に投資をするのが原則ですが、その見極めに自信がなければインデックス投資で平均点を狙いましょう。

インデックス投資では「良い株」だけでなく「ダメな株」も強制的に購入することになりますので、大きな成果が出るまでにはかなりの時間がかかります。

しかし、数ある投資手法の中で最も再現性が高く、粘り強く続ければ勝率がかなり高い方法という意味で大きな価値があるでしょう。

 

まとめ

一般人が資産形成で成功するためには、若いうちに種銭を貯め、優良株を購入してそれを長期保有することが重要です。

銘柄分析に自信がなければインデックス投資でよいでしょう。

 

【インデックス投資に関するおすすめ本2選】

1. 敗者のゲーム

チャールズ・エリスの『敗者のゲーム』

インデックス投資の基礎の基礎であり、あまりに有名な本なので大半の方はすでに読まれたかと思います。

もし未読の方がいたらぜひ読んでおきましょう!

 

2. ほったらかし投資術

山崎元さんと水瀬ケンイチさんの共著『ほったらかし投資術』

インデックス投資をこれから始めようと考えている方に最適な一冊です。

 

 

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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ

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