大腸がん肝転移 動注療法・・・

外科医

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みなさん
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

大腸がんは
肝臓にもっとも転移しやすい癌です

これは、
大腸の静脈が
肝臓に流れ込んでいて、

大腸にあった癌が
大腸の静脈に入り込むと
流れに沿って、
肝臓に行き着くからです

大腸がんの抗癌剤治療は
ずいぶん進歩して、
種類も豊富
です

ですので、
私、2代目ガンちゃん先生

大腸がんの肝転移には
全身化学療法を行ったほうが良いと思っています

ですが、
全身化学療法が効かなくなった
もしくは、
副作用で継続出来なかった

そんな場合には、

カテーテルを使った
動注化学療法を行います

たとえば、
本日ご紹介しますのも

大腸がん肝転移
複数の全身化学療法で
効かなくなった かつ
副作用が強く出てしまった方
です

2年前
最初に来院され、

スライド2

肝動注化学療法を行い
副作用少なく、
しっかりと効果が出たため、

追加の切除が行えました

こういう治療戦略を
Conversion therapy (コンバージョン)と呼びます

追加の治療で癌ゼロを目指す治療戦略です

手術もうまくいき、
癌ゼロの状態でありましたが、

今回新たに再発したという事で
2年ぶりに
治療を行うことになりました

スライド4

速やかに
カテーテルを留置し、
肝動注化学療法を開始

効果を期待します

肝動注化学療法の場合は、
全身の抗癌剤治療と違って、
カテーテル留置から
どの様に治療するかという工夫が
非常に治療結果に影響します

簡単にはいかないのです
でも、ガンばります!

今日は、
私の母校の小学校で

お医者さんってなーに?を
話すために
呼ばれましたので、
話して来ます!

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Source: ガンちゃん先生奮闘記

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