私の乳がん術後療法は、
ホルモン療法(内分泌療法)
“LH-RHアゴニスト製剤”という、
4週間に一度お腹に打つ徐放性の注射と、
一日に一度服用する、
“抗エストロゲン剤”を併用した治療である
手術後、1週間くらい経ってから、
主治医がこれを持って病室に現れた
これから私が受ける治療に関しての
薬の小冊子だった
中には薬の説明とその効果やデータ、
数えきれないほどの副作用が掲載されている
内服薬は処方箋を出してもらう
処方箋には
薬の名前が記載されている
薬局でもらう調剤証明書にも、
薬のパッケージにも
薬の名前が書かれている
なので、内服薬は、
“ノルバデックス”という商品であることは
当然知っていた
が、ホルモン注射は、
外来で先生が打ってくれる
「飲み薬が“ノルバデックス”なのだから、
注射も“ゾラデックス”だろう」
と、勝手の思い込んでいた
この2つの薬は、
“セット”だと思っていたのだ
が、デポが終わりしばらく経ったあと、
“リュープリン”という言葉を
あちらこちらで目にするようになった
それは、私と同じ、
“ノルバデックス”を飲んでいる人もそうだった
そこで、
「ノルバデックスを飲んでいる人は、
“ゾラデックス”ではないのか?」
と、疑問を持つようになる
ある検査の日、
看護師さんと少し話せる時間があったので、
私が打っていた注射がなんなのか聞いてみた
「りかこさんの主治医は、たぶん、
“リュープリン”を使っていたんじゃないかな」
2年以上もの間、治療に使っていた薬は、
“ゾラデックス”だと思っていた
まぁ、どちらも同じなのだが、
信じていたことが違ったことに、
少し衝撃を受けたのだ
ちなみに――
〇商品名:ノルバデックス
〇薬剤名:抗エストロゲン剤
〇一般名:クエン酸タモキシフェン
〇商品名:ゾラデックス
〇薬剤名:LH-RHアゴニスト製剤
〇一般名:ゴセレリン酢酸塩
〇商品名:リュープリン
〇薬剤名:LH-RHアゴニスト製剤
〇一般名:リュープロレリン
今日は、五日月
新月から5日目の月
左上に見える星は、たぶん土星
さ、あしたから10月
『ピンクリボン月間』――
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Source: りかこの乳がん体験記
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