≪私の記録 128≫ 心と身体と...⑪

    2008年4月20日(日)

今日もいつものショッピングセンターへ

彼には申し訳ないが、
いつも我が家の買い出しに
つきあってもらっているのだ

すると、またもや
彼が私の主治医を見かけたらしい

今回はかなり距離があったので、
私は先生の姿は見ていないが...

それにしても
彼はよくここで主治医を見つける

先生も毎週のように
このショッピングセンターに
来ているようだ

いつも小さなお子さん2人と奥さんと、
4人で買い物をしている姿を見かけるが、
なんだか複雑な思いがする

子どもを産めなくなった私には、
 (結婚もできるかどうかわからない)
しあわせそうな家族の姿を見るのが
なによりつらい

それが主治医なら尚のこと...

    2008年4月21日(月)

...悲しい...

やっぱり私は乳がんなんだ...

“治った”なんて、
思っちゃいけないんだよ...

再発・転移はやっぱり怖い

とても気持ちが重い...

がん告知を受けたときに近い感情

病気の深刻さが重くのしかかる...

手術から日が経って、
軽く考える自分がどこかにいた

今の状況に慣れてしまって、
なおざりになっていた部分があった

でも、いつもいつも
重く受け止めているわけには
いかないのも事実

それこそ精神的に参ってしまう

私の乳がんは“予後良好”の、
主治医のお墨付きなのだから...

腱鞘炎は、かなりよくなった

あと半年...

長くても、あと半年で完治してほしい

いや、期日よりも、
“完治する”という保証がほしい

やっぱり
がん患者の心のケアは必要なんだね

こういう思いをしているのは、
私だけじゃないんだ...

でもそれを打ち破る術を知らない

ただひたすら耐えるしかない

終わりのない、
先の見えない我慢だけど...

こんな私にも、

『ひとの為にできること』
『ひとの為になること』

って、なにかないだろうか...

    2008年4月22日(火)

また左腕が
上がるようになった気がする...

限界だと思っても、
まだまだ少しずつ前進しているようだ

    2008年4月23日(水)

私はなにをやっても中途半端だ...

甘えた生き方しかできない

真っ当な人生を送っていない

病気になっても、
それすら背負って生きていくこともできない

強いつもりでいたけれど、
弱すぎる...

「子どもを諦めきれない」と云っても、
結局、口ばかり

本気で命懸けで産むことすらできない

情けない...

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Source: りかこの乳がん体験記

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