糖質制限も12年目に

健康法

糖尿病自覚の経緯

私のこれまでの経緯は,このブログの『これまでの経緯』に書いた通りです.『自分は軽症だが間違いなく糖尿病だ』と自覚したのは,当時勤務していた会社の産業医が警告してくれたからでした.

そこで それ以上糖尿病が本格化しないように,2011年頃から糖質制限食を実行しています. と言っても;

糖質は管理しません

私の糖質制限食は 江部先生の『スーパー糖質制限食』でも,北里大学 山田悟先生の『緩い糖質制限食(ロカボ)』のどちらでもありません. 平均すれば 結果的に糖質摂取量は~100g/日くらいになっているので,しいて言えば 両者の中間ともいえます.しかし私の糖質制限が両先生の糖質制限食と決定的に異なるのは,糖質量をカウントしない,しいて言えば『そるばのなりゆき糖質制限食』なのです.

どういうことかと言えば,糖質量をこまかく気にするのではなく,『1日のどの時点でも(つまり食後でも)血糖値 140mg/dlを越えないこと』これを目標にしているのです. もちろん糖質量の上限を決めるというやり方もあるでしょうが,私の場合は 同じ糖質量でも,食後血糖値の上がり具合は その時 同時に食べた脂質の量に大きく左右されるので,糖質の量だけを見ていても意味をなさないのです.

糖質が多くても 同時に脂質も多ければOKだし,逆に わずかな糖質量でも脂質ゼロだと激しく血糖値が上がります.したがって,糖質と脂質とを両にらみして,その都度安全ラインを見極めています.

このやり方は,もちろん 万人に通じるとは思っていません.あくまでもしらねのぞるば個人限定です. またこのスタイルでは,必然的に脂質摂取量は変動し,かつ多くなります.すなわちカロリーオーバーになりやすくなります.しかしながら;

カロリーも管理しません

ところが ここがまたぞるば流で,脂質の量も制限はおろか 意識すらしていません.
オーバーカロリーかどうかは 体重の移動平均カーブから判断しているからです. カロリーの余剰/不足は 体重変動で判定するのがもっとも正確でしょう.

結局 いくら電卓片手に必死の形相で食事のカロリーや脂質量を計算しても,正確な把握など不可能です.

『牛肉100g』を何カロリーと計算していますか? 単に牛肉100gと言っても,その部位により実は 101kcaから 831kcalまで大きく異なるのです. そこまで調べてカロリー計算している人を見たことがありません.

全然当たらないカロリー計算をするよりも,長年の食事記録から得たカンで,食後の血糖値ピークを推定する方が,まだしも的中確率が高いです. カップヌードルProには まんまと外されましたけどね.

最初からこういうスタイルだったわけではありませんが,以上の かなりいい加減な糖質制限食であっても,24時間の血糖値プロファイルはこういう具合なので;

おおむね目的は達成しています.

糖質制限(しているのか?)も12年目に

さてそこで,その結果がどうなっているかです.

最後に健康診断を受診したのは2019年でした.それまでも毎年受けており,その後も1年に1回は受けるつもりだったのですが,新型コロナで医療機関がひっ迫と聞いては,さすがにのんびりと 定期健康診断を受診するのは遠慮しておりました.

しかし,ワクチンも4回打ったし,おまけに多分コロナにも少なくとも1回感染したようだし,免疫は十分あるだろうと踏んで,近くのクリニックで高齢者健康診断を受けてきました. その結果はこうでした.前回(2019年)との比較です.

まあ,変化なしと言っていいでしょう. これでいいのです.別に200歳まで元気に生きようというわけではありません.この状態が持続していればいいのですから.

なお,クレアチニンがやや上昇していますが,コロナでもせっせと 逆トレと庭の芝生手入れに精を出した(おかげで我が家の芝生はゴルフ場並です)ので 筋肉がついたからだと解釈しておきましょうw

Source: しらねのぞるばの暴言ブログ

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