全身の抗がん剤が難しくなった大腸がんに対する動注化学療法

外科医

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みなさま、こんにちは!
2代目ガンちゃん先生です

ブログの更新が滞ってしまいました・・
反省です

今日は、大腸がんのカテーテル治療のご紹介

大腸がんでは、カテーテルを用いた動注化学療法は
全身の抗がん剤治療が効かない場合に行っております

ですが、点滴や内服で投与するのと、カテーテルを使って動脈から投与するのでは、
大きな違いがあります

癌は動脈から血液をもらって大きくなりますので、
その動脈から直接、抗がん剤が流されるのは、
癌にとっては、心地よいわけがありません

この方は、
全身の抗がん剤が効かなくなった大腸がんの患者さまです

特に、白血球などが下がりすぎる状態になってしまったので、
治療継続が前医では難しくなってしまいました

大腸がんには、乏血性といって、造影CTの動脈相で黒く見える
タイプの癌がいます

ですが、アンギオCTで動脈から造影剤を投与してみますと、
ゆっくりじわっと白くなってきます
決して、動脈の血液が入っていないわけではないと私は思っています

スライド5

血管造影を行いまして、
カテーテルを適切に留置し、
動注化学療法を開始しました

スライド2
スライド4

2回の治療を行いましたが、
白血球も下がりすぎることなく、
退院となりました

全身の抗がん剤治療と比べて、
楽に治療を受けて頂けたと思います

これからは、外来か入院で定期的に動注療法を行い、
まずは1ヶ月
評価して、良い方向に向かっていれば、継続加療を行います

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Source: ガンちゃん先生奮闘記

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