おはようございます。
これまでに様々な健康情報や健康本を紹介してきましたが、「結局どの本を読んで勉強すればよいの？」というご質問をいただくことが増えました。
みなさんも普段の生活が忙しく、世の中にある本のすべてに目を通す時間はないと思います。
そこで、本日は私が今までに読んだ100冊以上の健康本の中からこれだけは読んでほしいと思う5冊を厳選して紹介します。
【頂上決戦】100冊の中からおすすめの健康本を5冊厳選！
1. 脳を鍛えるには運動しかない
1冊目は運動本の決定版『脳を鍛えるには運動しかない』です。
弊ブログで何度もご紹介しているので皆さんすでに読まれたかと思いますが、まだ読んでいない方は今すぐに買って読んでください。
本書を読めば、
・日頃運動をしていないことがいかにヤバいか
・運動をすることによって得られる無数のメリット
が理解でき、今すぐに運動したくなること間違いありません。
本書は運動に対するモチベーションが下がった時に定期的に読み直してモチベーションを復活させることに価値がありますので、できれば紙の本を買って近くに置いておきましょう。
以下が書評になります。合わせてどうぞ。
2. 睡眠こそ最強の解決策である
2冊目は睡眠本の決定版『睡眠こそ最強の解決策である』です。
睡眠はすべての基本であるにも関わらず、睡眠を軽視している人は非常に多いです。
特に、スマホ一台でSNSやゲーム、動画鑑賞などすべての娯楽が完結するようになったことから、寝る直前までスマホで興奮系の娯楽を楽しんでいる方が多いでしょう。
本来やるべきことは、寝る90分前を目処にきちんと入浴をして、その後はスマホには触らず本を読んだり日記を書いたりストレッチをして過ごすことです。
この本を読めば睡眠を軽視することがいかに人生を台無しにしているかよく理解できると思います。
以下の書評と合わせてどうぞ。
3. 世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事
3冊目は津川先生の『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』です。
我々人間の体は普段食べているものから作られるわけですから、毎日の食事を軽視して健康になるはずがありません。
世の中には無数の食事本がありますが、はじめて読むなら本書をおすすめします。
現役医師である津川先生が数々の食事に関する論文や書籍を読み、それらに共通するエビデンスの高い内容が詰まったお得な一冊です。
もちろん、本書では健康に良いとされている食品が他の食事本では実は健康に悪いと書かれていることはあります。
我々は食事のすべてを知っているわけではないので、著者によって多少意見が分かれるのは当然です。
しかし、本書やその類書数冊に共通して書かれていることはほぼ結論が出ている事項と考えてよいでしょう。
以下が過去に書いた書評になります。あわせてどうぞ。
4. 世界の一流はなぜ歯に気をつかうのか
4冊目は『世界の一流はなぜ歯に気をつかうのか』です。
虫歯になって慌てて歯医者に駆け込む方がいますが、正直言って歯の健康を軽視しすぎだと思います。
歯の状態が悪いと単に虫歯になるだけでなく、糖尿病などの生活習慣病や、心筋梗塞、脳梗塞、認知症のリスクが上昇することが知られています。
しかも、歯の健康を維持するのに必要な労力は体の健康を維持するのに比べるとはるかに少ないです。
よって、真っ先に歯の健康に投資するのは非常にコスパの高い投資と言えます。
いろいろ書きましたが、結論としては「つべこべ言わずに3ヶ月に1度は歯医者に行き、毎日歯磨きだけでなく歯間フロスもやれ」ということです。
この本はまだ書評を書いていませんでしたが、以下の記事が参考になると思います。
5. スマホ脳
最後の1冊は『スマホ脳』です。
2021年に1番売れた本ですので、すでに読まれた方も多いでしょう。
もしまだ本書を手にとっていなければ、確実に「スマホに頭を毒されすぎている」ため、今すぐにSNSをやめてこの本を買って読んでください。
本書の要点を一言で言えば、「スマホ中毒」は薬物中毒やアルコール中毒と同様に有害であり、人間の脳を破壊しうるということです。
我々人類が発明したスマホという機器に我々の脳がハックされてしまっては元も子もありません。
以下が書評です。あわせてどうぞ。
まとめ
私がこれまでに読んだ100冊以上の健康本の中から、頂点とも言える5冊を厳選して紹介しました。
もしまだ読んだことがない本があったら絶対に読んで損はありません。
【関連記事のご紹介】
『猫が30歳まで生きる日』もめちゃくちゃ面白いのでぜひ読んでみてください。
本は読んで終わりにするのでなく、一言でもよいのでアウトプットする習慣を作りましょう。
Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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