「そういえば...」
きのうの『放射線治療の晩期障害』で、
ふと思った
「今の放射線治療では、
早い段階から
皮膚炎の薬を処方してもっている?」
私が治療していたときは、
塗り薬を出してもらっていなかった
“時代”なのか“医療機関によるもの”なのか...
そういえば、
甲状腺がんの母は
処方してもらっていたっけ...
(ちなみに、母も私と同じ病院)
母も術後、
“RI治療”という全身治療のほかに、
首への放射線治療も受けている
やはり皮膚が真っ赤になり、
痒がっていた
が、
「あまり効かない
(痒みが収まらない)」
と、言っていた
けっこう大きめのチューブの薬を
3本くらい出してもらっていた記憶がある
放射線治療中は、皮膚はやけど状態
最初の頃は“痒み”よりも
ヒリヒリ感が強かった
皮膚の色は、真っ赤を通り越して、
こげ茶色に近かった
が、それでも塗り薬は処方されなかった
見た目は完全に副作用が出ているのに
明らかにヒリヒリ痛むのは、
目に見えてわかるのに
ただ、看護師さんに、
「やけどしている状態なので、
冷やしてくださいね」
と、言われたが、
放射線治療を受けていたのは
1月の末から2月にかけての厳寒期
「この寒さの中、冷やせないよ」
と、思った記憶がある
それに、
「おっぱいなんて、
どうやって冷やしたらいいのだろう」
と、思った
最初のうちは、
小さな保冷剤をハンカチにくるみ、
ブラジャーの中に忍ばせてはみたものの、
結局、冷たいわ、痛いわ、邪魔だわで、
すぐにやめてしまった
放射線治療終了後、
1か月ほど経ってから痒みが出てきたとき、
主治医に紹介状を書いてもらったのは
“放射線科”ではなく“皮膚科”
放射線治療の影響であるのは明らかなのに、
「そっか、放射線が終わっているのだから、
受診は皮膚科になるのか...」
簡単に塗り薬を出してもらえると思っていたのに、
なんだか大ごと
「もうこれ以上、
汚いおっぱいを誰にも見られたくない」
手術後で傷もまだグロテスク
放射線の影響で、
おっぱいはさらにこげ茶色に変色している
乳首と乳輪に至っては、
墨汁でも塗ったかのように
見事に“真っ黒”だ
(数年かけて元の色に戻った)
...ということで、
2週間我慢してせっかく受診した痒みを、
さらに1か月我慢することになる
「今になってこんなに痒くなるのは、
あのとききちんと
治療しなかったからかなぁ...」
なんて思うことがある
たぶん、関係ないと思うけど
いや、関係あるのかな
主治医が皮膚科に書いた紹介状
たぶん、イントラで
外科から皮膚科に行っているはずの...
すっぽかしてしまったことに、
罪悪感を覚えた
今朝は今季最低、-12.4℃
そんな寒さの中、
今日も彩雲がたくさん観られた
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Source: りかこの乳がん体験記
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