臨床家よ、患者のサインを見落とすな。

医療機関

残された時間が短い人がいる。

その人の一秒一秒は、命だ。大切だ。

一つ一つのアプローチ全てが命を左右する。

 

その薬の選択は、その点滴の選択は、その処置の選択は?

その看護の選択は、その介護の選択は、その訪問入浴の選択は?

そのおむつの選択は、その尿ドレーンの選択は、その胃瘻の選択は?

 

 

そして、福祉用具こそ軽んじてないか?

福祉用具は、残された人生を左右する。残された命を左右する。

介護保険の導入がない場合を良いことに、目先の利益で入り込む。

そのベッド、その手すり、そのポータブルトイレ、その車いすの選択は?

 

自分の残された人生を大切にする気持ちと同じように。

自分の大切な人が残された時間が短いと思って接するように。

 

もっともっと、真剣に、その選択を考え責任を持とう。

ちゃんとチームで取り組もう。その目的は、お金か命か。

僕らは、もちろん、命を選ぶ。そうやって仕事をしている。

 

 

そして、その大切な時間は、死を待つ時間ではなく、

人生を楽しむための時間であることを忘れてはいけない。

 

臨床家よ、真の患者の声を、サインを、見落とすな。

 

良かったら聴いてください。

 

 

 

毎日読んでいただき感謝申し上げます。

良かったら、クリックもよろしくお願いします。

 

 

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村

 

 


人気ブログランキング

 

 

たなかホームケアクリニックYOUTUBEチャンネル登録よろしくお願いします。

The post 臨床家よ、患者のサインを見落とすな。 first appeared on 三田市の在宅療養支援診療所『たなかホームケアクリニック』.

Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」

コメント

タイトルとURLをコピーしました