先生、こんなにも穏やかな最期になるんですね。
一生懸命なヘルパーさんと、最期の時をご一緒した。
ご本人と奥さんは、老老介護のど真ん中。
時に、ぶつかり、時に、涙し、それでも、お家が大好きで踏ん張ってきた。
その時時に、傍で支えてきたのは、やっぱり、ヘルパーさん達。
先生、最近、お家に帰ってくる方は、
病院の都合か、訪問のお医者さんや看護師さんらの都合か、
あっちこっちに、体中、管ばっかりつけられちゃってて。
意識もない中、病院でもないのに、痛いことばっかり、、、
それが今日はどうでしょう。先生、なんにもしてないですね。
でも、お父さん、すごくすごく穏やかで。仏さんみたいです。
半眼半笑って、ご存知ですか?仏像のお顔、今度見てみてください。
無駄な医療は極力、控えたので、お父さん、最後までとっても穏やかで、
微笑んでおられるようですね。半眼半笑ですね。
ヘルパーさんらも、お時間あったらご一緒に、
お父さんのお身体きれいにして差し上げましょう。
ヘルパーさんらと、地域の在宅医療の現状を話しながら、
今度の2月17日(土)関西リビングウィル研究会もお誘いした。
あっちの人もこっちの人も、みんなだれかの役に立ちたい。
そんな遺伝子が、僕らにはある。自然に感謝し、自然を尊敬し、
時に自然災害と共に、命をつないできた民族だ。
お互い様の心で、優しい気持ちで、毎日を暮らしたい。
避けることが出来ない大きな脅威に巻き込まれた時も、
いつでも誰かが、きっとあなたのそばにいるはずだ。
素敵なヘルパーさんたちの一生懸命さに、また改めて、
『ザイタク医療』をちゃんと伝えていきたいと思った。
良かったら聴いてください。
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