≪私の記録 157≫ 心と身体と...⑱

    2008年9月10日(水)

きのうの昼はあんなに調子がよかったのに、
夜には
起きていられない状態にまでなってしまった

もう少しで、
『2年以内の再発率40%』から
抜け出そうとしている

そして次は10年

その後は一生...か...

“ひとの一生”ってなんなのだろう

生きること...って...

死ぬこと...って...

死を迎えたとき、
「いい人生だった」と
思えるかどうかなのかな

そのために生きているのかな

そう思えるように
限りある命を
精一杯生きなければならないのだろう

    2008年9月24日(水)

すっかり秋めいてきた

ついこのあいだ
9月に入ったと思っていたのに、
もう終わろうとしている

どうしよう...

こんなに早く時間が経つなんて、
本当にどうしたらいいのだろう...

夕方、お腹が痛くなった

いつも子宮がジクジクしているのだけど、
(たぶん、タモキシフェンのせい?)
そんなに軽いものではなく、
腰から下腹部にかけて生理痛のような...

でもちょっと質が違う

1時間くらいで治まったけれど、
子宮筋腫があったときの、
生理5日目の、あの激痛に似ていた

痛みはそのときと
比べものにならないくらい軽いけれど、
発作的な痛みと、
1時間ほどで痛みが治まるところが
なんとなく似ている感じ

また悲しさが襲ってくる

夜、一人でいるのは本当につらい

淋しい...

孤独...

そして、そういう精神状態になると、
やはりこのノートに向かうらしい

色々なことが頭の中をぐるぐる回る

そして死にたくなる

手首でも切れば、
みんな、私が悩んでいること
わかってくれるかな...

なんて、甘い考えが過ぎる

薬の副作用でうつ状態に陥るのか、
それとも病気のせいで悲観的になるのか、
自分でもよくわからない

病気だから...

一生つきあっていかなければならない
病だから...

というよりは、
そこから派生している事柄――

それは、

  子どもが産めない
    ⇩
  もう女じゃない
    ⇩
  結婚できない
    ⇩
  彼氏もできない

かといって、
今の私に仕事があるわけでもない

本当になにもなくなってしまった

なにもかも奪われてしまった

でも、ひとの温もりや優しさは
与えてもらっている

仕事、病気のことを言ったら、
きっと採用されないような気がする

採用されても
特別な目で見られそう

まぁ、あえて自分から
病気のことは
話そうとは思っていないけれど

でも狭い街

どこでバレるかわからない

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Source: りかこの乳がん体験記

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