≪私の記録 163≫ 婦人科の検査結果。乳がんで子どもを産めない私が、“婦人科にいる”という虚しさ。

    2008年10月4日(土)

足が熱い

「数日前から
 右のすねの外側が熱くなる」

と云っていたが、さらに数日後、
左のすねの下のほうから甲にかけて
熱くなるようになった

耐えられないものでもないし、
すぐに収まるので
特に問題はないのだが...

    2008年10月6日(月)

どうやら風邪をひいたようだ

きのうは全くそんな前兆はなかったが、
朝、目が覚めると喉がヒリヒリ

そのうちに、
鼻水→熱→咳...と進んでいくのだろうか

とにかく、うがい薬が喉にしみる...

それにしても風邪をひくなんて...

自己管理を
しっかりしていたつもりだったのだが...

けっこうショックだ

軽く済むことを願おう

    2008年10月8日(水)

どうやら風邪は峠を越えたようだ

軽く済んでよかった

    2008年10月9日(木)

今日は先週の
婦人科検診の結果を聞きに行った

頸がん、体がんともに
問題はなかった

前回のときは、
体がんの細胞の異形度が上がっていたので
少し心配だったが
また元のレベルに戻っていた

先週、婦人科のクリニックへ行ったとき、

「なんだ、
 もう婦人科に来ても全然大丈夫じゃん。
 やっぱり時が経てば、
 なにもかも解決するんだな」

と、乳がんで子どもを産めなくなった私が、
この場所にいる違和感、虚しさ、
場違い感

そして、
お腹の大きな女性の幸福感とは
大きくかけ離れた私の現状...

待合ロビーにいることが
いたたまれなかった

いつも逃げ出しだい衝動との闘いだった

婦人科は、地獄の場所だった

そんな気持ちも、
時間の経過とともに薄らいだと思った

完全に整理がついたものだと
確信していたはずだった

が、今日は妊婦さんが多く、
マタニティルームから出てきた
しあわせそうなご夫婦を目にした途端、
私の胸のあのモヤモヤ感が
復活してしまったのだ

旦那さんは奥さんを優しくいたわって、
奥さんもすごくしあわせそうで...

それは、私が今一番...

いや、これからもずっとかもしれない、
見たくない光景だった

私は病気なんだ...

女として生まれてきたのに、
子どもを産むことができない後ろめたさ...

「罪を一生背負って生きてゆけ」

...ということなのだろうか

私は重たい重たい十字架を
背負わされたのだろうか...

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Source: りかこの乳がん体験記

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