出稼ぎ労働者の息子がカツアゲに来ましたな話

佐渡市の相川金山で戦時中、強制動員されたという韓国人の遺族らが21日、佐渡市を訪れ、当時の記録などを確認しました。世界遺産登録に向けた動きを批判しています
　韓国から佐渡市を訪れたチョン・ウンジンさんと妻のキム・サムニョさん。佐渡博物館で当時、相川金山で働いていた朝鮮半島出身者に配給されたタバコ台帳を確認しました。

　チョンさんの父、チョン・サンドンさんは1944年から2年間、働いていて、日本名の「東本﨎童」の名前がありました。

■チョン・ウンジンさん
「お父さんの名前を確認して私は胸が詰まる思いでいっぱいでした」

 　相川金山の「道遊坑」では、当時、粉塵が舞う現場で、空腹との闘いだったという説明を聞きました。

 ■チョン・ウンジンさん
「父がこういう暗い監獄のようなところで、まともに食べることもできずに、労働させられたということはほんとに胸が痛いです」

 　日本政府が江戸時代に焦点を当てて、佐渡金山の世界遺産登録を進めていることについては…

■チョン・ウンジンさん
「日本政府が強制動員という歴史を隠そうとしているが、真相を明らかにすることが大事、そのままで世界遺産というのは残念、未来に歴史を正すことが大切です」

 　一行は22日、佐渡市で支援者らとの集会を開催します。

佐渡金山における朝鮮人労働者についての記録はしっかり残っています。奴隷扱いと言うのは間違いです。
約1200名の内の殆ど(約1000名)は自由公募で参加しました。その内の50名は家族連れで、日本側も定住させる事を視野に入れていました。

朝鮮の経済状況は悪く、募集が殺到したそうです。

1939年の給与は大卒技術者と遜色ない物でした。しかし、戦時中はインフレが激しく賃上げを求めた朝鮮人労働者も居ました。脱走者が多かったので強制的に給与を預かったり、朝鮮人にのみ粉塵による健康被害や災害の恐れのある坑内で作業させたりと言う扱いもされました。(日本人は坑外での作業のみ)
終戦後は殆どが帰国を希望し、帰国しました。帰国する事を喜ぶ人が圧倒的だった様です。
朝鮮人が日本人より優遇されていたと言うのも奴隷扱いされていたと言うのもどちらも間違いです。日本人も韓国人も過去を冷静に見つめて欲しいと思います。

記事に書かれている1944年では徴用ではなく応募の可能性もあります。また戦時徴用であっても対価が支払われている以上、当時の国際条約でも合法です。

鉱山で通常の労働に従事していたに過ぎません。別の例では厚生年金の加入まで行っています。戦後の混乱で賃金が本人に届かなかった可能性があったにせよ、既に韓国政府が受け取っています。

それらも含め、1965年の請求権協定で「完全」かつ「最終的」に解決済みの問題です。

Source: 身体軸ラボ　シーズン2