2009年1月12日(月) 成人の日
「まさか...」が、
「やっぱり...」に変わった
きのう、隣のお姉さんに乳がんのこと、
けっこう突っ込んだ内容のことまで聞かれ、
少し疑問に思っていた
が、やはり乳がんになったのは、
お姉さん本人だった
耳に入れてくれたのは、
向かいの家のおばさま
やっぱりおばさんの情報収集力と
スピーカー力はすごい
このおばさま、
いつもスピーカーの元凶
私もこんなふうに、
ご近所に噂が広められているのだろうか
絶対、言われてるな...
お姉さん...
なんて言ったらいいのか...
『がん=死』というより、
乳がん患者の私としては、
お姉さんの病状のほうに共感するというか、
同情するというか...
心が重い
がんだってなんだって、
今、生きているし、
すぐに死ぬわけじゃないし、
「どうってことない」って思う
自分ががんになって、
今もこうしてがん患者だし、
“がん”という病気のイメージは変わった
でも、再発・転移はやっぱり怖い
“死が怖い”というより、
そこに至るまでの過程が...
たとえば、つらい治療とか...
しかも、治るとわかっていれば
希望も持てるだろう
が、どうなるかわからない
そのまま病気が進行していったら、
いつまで生きられるのか
そのうちに日に日に衰弱して、
それでも治療を続けて、
きっと治ることはないのだろうけど
そのことは自分は知らなくて、
知っているのは医師だけで、
そんなことを繰り返しているうちに
死を迎えるんだな...って...
たぶん、きっと、
死を迎える瞬間まで自分が死ぬこと、
わからないのかな
デポの副作用は、
日に日に軽くなっているような気がする
...といっても、
一日一日、格段によくなっているわけではない
例えるなら、
赤ちゃんの歩み程度
いや、かたつむりが進むくらいのスピード
もしかしたら1日に1mmくらいの、
ゆっくりで小さな歩幅かもしれない
でも“確実に楽になっていく”と
信じている
信じたい
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Source: りかこの乳がん体験記
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