神の詩 第六章十二節 14

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神の詩 第六章十二節

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「ここに坐り、
心と感覚の働きを制御し、
心を一点に集中してヨーガを実践し、
自己を浄化しなければならない。(12)」

ルドラクシャの続きです。

ルドラクシャの実には、
生命エネルギーであるプラーナが流れるナディやチャクラを活性化して
調和させる力があるとされています。

その神聖な力はとても強く、
ルドラクシャを身に着けた動物が解脱してしまった
という言い伝えもあるほどです。

ルドラクシャを入手したら、
まずお清めの儀式を行います。

ルドラクシャを
神聖なシヴァ神からの贈り物として、
清らかな水で洗い清めます。

しっかりと乾燥させます。

ルドラクシャに、
白檀の粉、またはペースト、
または聖なるヴィブーティを少量つけます。

白檀のお香を焚くか、
白檀の精油を蒸気させます。

花と果実を捧げます。

ルドラクシャに向かって
シヴァ神のマントラ「オーム・ナマハ・シヴァーヤ」を

108回

唱えます。

次に
再度マントラを唱えながら、
ルドラクシャを首にかけます。

このお清めの儀式を経て、
ルドラクシャは所有者の身を神聖な波動で包みます。

一度身に着けたルドラクシャは、
生涯に渡ってその人を守ります。

ルドラクシャの所有者は、
常にシヴァ神の神聖な力と共に在ることを意識して、
シヴァ神の御心に叶った行動する必要があります。

ルドラクシャの数珠は、
いつでも神聖なものとして敬意を持って扱います。

一つひとつの実は、
すべてヴェーダの象徴でもあります。

一つひとつの実の中身はブラフマーの象徴、
上部はシヴァ神、
下部はヴィシュヌ神
の象徴です。

マントラ瞑想に使う他にも、
肌に直接つくように身に着けるとよいとされています。

また
身に着けていない時や就寝の時には、
祭壇に置いておきます。

ルドラクシャの数珠は、
大切に使用して定期的な手入れを行えば、
長い間使うことが出来ます。

汚れたら清らかなぬるま湯で洗い、
細かい汚れは歯ブラシで取り除きます。

この作業は、
シヴァ神のマントラを唱えながら行います。

再び清らかな水ですすいだら、
時間をかけて自然乾燥させます。

最後に、
オリーブ油、ゴマ油、アルガンオイル、荏胡麻油、亜麻仁油などを少量刷り込んでいきます。
中でも荏胡麻油は、
揮発性が良く、手入れに適しています。

ルドラクシャの数珠の正しい持ち方については、
まずは手の指の意味をしっかりと把握する必要があります。

詳細は、精解 神の詩に記載しておきます。

精解 神の詩 聖典バガヴァッド・ギーター 6
森井啓二
きれい・ねっと
2023-05-11


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Source: ひかたま(光の魂たち)

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