精解 神の詩 第六章四十節 4

その他
神の詩 第六章四十節 1

スリー・バガヴァーンは言った。

「プリターの子よ、真理を求めて、善行を積んだ人々は、この世でも来世でも、破滅することはない。友よ、善を行う者が悲惨な所(地獄)に落ちない。(40)」

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続きです。

ただし、
確かに築き上げてきた霊性修行の成果を、
堕落させてしまう危険性もあります。

登山でいえば、
超難易度の山に挑戦しているようなものですから、
危険性が全く無いわけではありません。

ヨーガの実践によって到達するニルヴィアルパ・サマーディまたはサヴィカルバ・サマーディへ到達するまでの道に、
難所があることは確かです。

それは、
ヨーガの実践で
超越意識を超自然界に向けた時に得られる副産物である、
八大神通力への欲望
です。

八大神通力の他にもまだあり、
ここでは書かないものもありますが、
これらの力を得たいとう欲望自体が
正しい道から外れてしまい、
利己的な目的に使った場合には、
堕落の道へと落ちてしまいます。

クリシュナの言葉
「いつも私を思い、私に意識を集中して(14節)、善を行う者が悲惨な所に落ちることはない(40節)」
とは、
登山で言えば、
よそ見をしないで集中して、
王道である登山道をしっかりと歩く者は滑落することはない、
ということです。

ある時、
パラマハンサ・ヨガナンダ大師の弟子が
師に「私はいつの日か霊的な道から離れることがあるのでしょうか?」と聞きました。

すると師は、
「いったいどうやって離れるというのだ? この世の人は皆、霊的な道の上にいる」
と答えました。

転生を通して持ち越していくもの
過去世までに培ってきた才能や興味は、
死を超えて持ち越せるものです。

エドガー・ケイシーは
リーディングの中で多くの実例を挙げています。

続きます。

神理の扉 聖なる変容と霊性進化の道
光田秀&森井啓二
きれい・ねっと
2020-04-12


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Source: ひかたま(光の魂たち)

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