≪私の記録 216≫ 『がんサロン』 3回目 ①

    2009年4月15日(水)

今日は『がんサロン』に行ってきた

今回で3回目

朝から雨が降っていたので気が重かったが、
午前中になんとか止んでくれたので助かった

今日は、天気のせいか、
それとも一度参加して
「もういい」と思った人たちが多いのか、
17~18人くらいしか来ていなかった

まぁ、当初予定していたのは10人程度らしいので
「少人数になって
 だいぶ話しやすくはなったのではないか」
という病院側の話だった

ただ、このまま参加者が減り続け、
存続できなくなるのも困る

これからどうすればいいのか、
課題は大きい

今回初めて参加された乳がんの女性

妊娠9か月のお嫁さんに連れられて
やってきたのだが、
お嫁さん、大きなお腹で私の横に座り、
途中、

「(赤ちゃん)動く」

と云って、お腹をさすり出した

子どもが産めなくなった私には、
とても屈辱的だった

なるべくそちらを見ないようにしていたが、
その場にいられない精神状態になり、
会場から飛び出したい衝動に駆られた

でも、じっと我慢......

彼女に罪はない

で、そのお姑さん、
手術から
1か月ちょっとくらいだったのだが、
腋窩リンパ節郭清をしたにもかかわらず
腕のピリピリなどほとんどないらしい

驚いた

薬の副作用もそうだが、
手術までも感じ方がそれぞれなのか、
それとも、
神経をいじっている度合いが違ったのか...

第1回から参加している、
乳がんの88歳のおばあちゃんが
私のことを初回から気にかけてくれていたらしい

とても嬉しい

「若いんだから、患者会つくって!!」
とも云われた

今日は外科外来の、
いつも顔を合わせている看護師さんが
サロンに参加してくれたので、
この病院でセンチネルリンパ節生検、
まだやっていないのか聞いてみた

結論は、まだやっていないとのこと

「保険適用になれば...」

と云っていたが、もうすでに
保険適用になっていたと思うのだが...

ただ、センチネルも、
“術中”と“術前”があるので
そのあたりも違うのかな

今日は看護師さんのほうからも
いろいろ話をしてもらって
とてもよかったと思う

「精神科も行きづらいとは思うけど、
 是非行ってみてください」
とも云っていた

私も精神科に行けていれば、
少しは楽になれたんだろうに...

と、後悔...

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Source: りかこの乳がん体験記

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