≪私の記録 223≫ 再発の不安

    2009年6月1日(月)

再発しそうな気がしている

今はタモキシフェンで
がん細胞の増殖を抑えているが、
薬の服用が終わってさらに5年後、
再発しそうな気が...

それともタモキシフェンが終わったあと、
さらにアロマターゼ阻害薬を
するのだろうか

私の場合、
再発のリスクが低い(らしい)ので、
先生には、
「しなくてもいい」と云われそうな
気もするが...

再発の不安は、
今にはじまったことではない

がんになった以上、
きっと、ずっと、ついて回るもの...

だと思う

が、“最近知った事実”や
過去のことを総合的に考えると
やはりその可能性は高いのではないかと...

もちろん、そのために、
デポやタモキシフェンで
治療をしているわけだけど...

その、“最近知った事実”というのは――

『外科的生検を受けた場合、
 乳房温存術には適合しない』

というもの

センチネルリンパ節生検もできないらしい

しかも私の場合、複数のしこりがあった

そのひとつのがんは、
未だ解明されていない非浸潤がん

そしてもうひとつは、
乳がんにしては稀な、
化学療法も放射線治療も効かないがん細胞

放射線治療を受ける前のCT検査では、
「乳房にがんが残っている」とまで
云われている

「再発のリスクは、
 かなり高いのではないか...」

と、思ってしまう

すべてが上手くいくとは思えなくて...

鬼門は術後10年か――

    2009年6月4日(木)

最近、体調がよくなくて...

きっと暖かくなってきたからだろう

このくらいの気温で参っていては、
夏は乗り越えられない

...と、
去年も云っていたような気がする

デポの効果が切れたら
副作用が軽くなると信じていたけど...

いつからだろう、
諦めたのは...

しかも去年と
副作用の度合いが
ほとんど変わっていないなんて...

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Source: りかこの乳がん体験記

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