“乳腺外科”なら違ったのだろうか...。

私がお世話になっている病院には、
“乳腺外科”という診療科がない

なので、乳がんは、“外科”になる

なので、外科病棟は、
様々な患者が入院している

病室は、6人部屋(当時)

私が入院していた病室は、

放射線治療のためだけに
入院をしていたひと、

末期の胃がんのひと、

胆石の手術をしたひと、

救急搬送されてICUから移ってきたひと、

なんだかわからないけれど、
末期がんで寝たきりのひと...

...と、2週間の入院中、
本当にいろいろな患者をみてきた

そんな病室だったため、

  ○同じような年代
  ○同じ乳がん

というつながりは全くなかった

お互いの病状を聞くことも、
不安や悩みを語り合うことも、
これからのことを話し合うことも、

何ひとつなかった

孤独といえば孤独な入院生活

気楽といえば、気楽な2週間だった

それでも最近思うのは、

「乳腺外科なら、違ったのだろうな」

ということ

同じ病気のひとが近くにいるということは、
力になったかもしれない

励みになったかもしれない

勇気をもらえたかもしれない

不安も少しは小さくなったかもしれない

入院中の孤独も、
少しは解消できたかもしれない

乳がんの先輩に、
アドバイスももらえたかもしれない

その後のつながりもできたかもしれない

患者会もつくれたかもしれない――

まぁ、私の場合、
完全シャットアウトかもしれないな...

そういえば、お隣の病室

50代くらいの乳がんのおばさまが
何人か入院していた

いつも話し声が廊下に漏れ、
ごはんのときもいつも一緒

仲良くしていた

  私は正直、
  「隣の病室じゃなくてよかった...」
  と、思っていたが...

「がん」と診断されたとき、

入院中、

退院してから...

と、
がんにはたくさんの不安や
悩みに直面することが本当に多い

いや、不安も悩みも尽きない

次から次へと訪れる

そんなとき、やっぱり力になるのは
同じ思いや経験をした仲間

がんと闘っていくためには、
そんな仲間が近くにいてくれることが
大切なことなのかもしれないな...

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Source: りかこの乳がん体験記

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