今日、マスクが送られてきた
裏には、こんなシールが貼られている
おとついからはじまった、
北海道の2つの地域へのマスクの配布
きのうは吹雪で配達が中止となり、
今日、ようやく私の家に届いた
新型コロナウイルスが全国に広がりを見せ、
マスク不足に陥った日本
そんな中、
初めに集団感染が確認された私の街に
国からマスクが送られてくることになった
その枚数、
『一世帯当たり40枚』――
“一世帯”と言えども、
4人家族の家庭もあれば、
一人暮らしの人もいる
疑問も上がってはいたが、
致し方がないところだろう、
送られてくるだけありがたいことである
．．．が、実際に起こられてきたのは“7枚”
今後、追加で送られてくるようだが．．．
それより心配だったのは、
医療機関や高齢者施設、
介護の場でのマスク不足だ
殊、医療機関では、マスクは必須
「私の街より、
医療現場が先なのではないか」
とも思った
実際、医療関係者から批判も上がっていた
なんとなく、北海道が．．．
この街が悪者になったように聞こえた
そして、
“今現在、集団感染が起きてしまった地域や、
今後、同じように集団感染が確認されたとき、
今回と同じ対応がとれるのか．．．”
そんな不安もあった
だから、マスクが送られてくることに
手放しでは喜べなかった
その後、
医療機関などへの配布も決まったようだ
昨日の大雪で道路状況が悪い中、
一件一件遅くまで配達をしてくれている、
郵便局の方たち．．．
今現在、
マスクが足りていない大勢の人たち．．．
この7枚のマスクが、どれほど貴重か．．．
大切に使わせていただこう――
この、新型コロナウイルス
今後の収束は見られるのだろうか
そして、来年も、その次の年も、
また同じように蔓延するのだろうか
そしてまた数年後、
新たなウイルスが人々を脅かすのだろうか
清潔、消毒は、
もっともっと神経質に
ならざるを得ないのだろうか
そして、マスクを手放せない生活に
なってゆくのだろうか――
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Source: りかこの乳がん体験記
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