“三種の準備”。

乳がん治療中、
必ずバッグに持ち歩いていたものがある

  ○診察カード
  ○健康保険証
  ○数日分のタモキシフェン

勝手に、“三種の神器”と呼んでいた

診察カードを入れているケースには、

  ○左乳がん・腋窩リンパ節郭清
  ○アレルギー
  ○副作用が出る薬

などを書いたメモも一緒に入れ、
今も持ち歩いている

もちろん、万が一、出先で何かあったときのため

どこで倒れるか、
どこで車にひかれるか、
どこで刺されるかわからない(物騒である)

最近はそこに、“三種の神器”ならぬ、
“三種の準備”が加わった

  ○エンディングノート
  ○入院セット
  ○防災グッズ

“エンディングノート”に至っては、
数年かけて、未だ完成しておらず...

“入院セット”は、
「突然なにが起こるかわからない」と、
最近思いはじめた

それは、“新型コロナウイルス”の登場が大きい

突然、“陽性”なんてことになるかもしれない

そういえば、
母のがんが再発し、
緩和ケア外来にかかるようになってから、

「いつ入院になってもいいように」

と、洗面器やタオル、歯ブラシ、
石鹸などをまとめて準備していたっけ

“それを使う”ということは、
“死が近い”ということ

「入院する日が来ませんように」

そう願っていた

そして、“防災グッズ”

“防災グッズ”と言えば聞こえはいいが、
私の場合は、

“すぐに持って逃げられるもの”――

である

そんな今日は、奇しくも『防災の日』らしい

今の時代、自然災害が尋常ではない

以前は気にしたこともなかったハザードマップを確認し、
どこに避難したたらいいのかを
真剣に考えるようになった

「タモキシフェンだけは持って逃げなきゃ...」

そう思っていた治療期間

今は、一つ、持っていく荷物が減った――

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Source: りかこの乳がん体験記

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