政(まつりごと):ロシアの選挙で猫が圧勝

その他

以前
ロシア・シベリアの都市バルナウルで、

市長選がありました。

本番の市長選に先立って
地元のメディア「アルタイ・オンライン」で行われた非公式の市長選では

次期市長の最有力候補が
生後一歳半のスコティッシュフォールド
「バルシクちゃん」という結果。



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CEN/MailOnline

バシルクちゃんの得票率は、90%を超え

人間の対立候補たちに大きな差をつけて、

ダントツの一位。


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CEN/MailOnline

猫のバルシクちゃんの圧勝は、

市長候補者たちの主張が市民に伝わっていないことや
信頼できる政治家がいないこと
を示しています。

立候補者たちの意見が、
理解されないなら猫の方がマシということなのでしょう。

市民たちは、
政治家の嘘や矛盾した政策、汚職に飽きてしまい、
聞く耳持てなくなっているのでしょう。

もし日本でも
現首相の対立候補に
わんこや北野武さんが立候補したら
圧勝してしまうのではないでしょうか。


政治は、
本来は国民の幸福を願い
国を治める政(まつりごと)であるはずです。

でも

確固たる理念を持たない弱い人間が

一度権力を持ってしまうと、

国の土台である国民の声を無視し、

しがらみや利権で歪めてしまう危険性が出てきます。

実際に、

国民よりも、
特定企業の利益を守ることを優先するような言動は多くあります。

このような政治は、
とても精神的に幼稚で視野が狭いもの。

以前ブルガリアのボリソフ首相が

ロシアのプーチン大統領に
子犬をプレゼントしたことがあります。

ボリゾフ首相は、プーチン大統領に対し

「政治家は犬のように忠実にしましょう」

とのメッセージを込めました。

でも

本当に、

思いやりや高い理念の欠如した政治であれば、

犬や猫など、動物の方がマシ

という国民の意見になってしまっています。


政治の世界は、
動物の社会と似ています。
権力、序列、保身、統制、縄張り、ルール、他の群れとの対立があります。

権力や序列、保身は、
動物的な欲望の表れなのです。

動物と人の政治との違いは、
高い意識と理念を持って行動するかどうかにかかっています。

既得権力に依存し絡み合った政治家に

どこまで公正で高い意識が持てるのでしょうか。

カリフォルニア大とハーバード大の共同研究グループは、

脳の中に
政治的見解を左右するドーパミンレセプターが発見しています。

このレセプターの変異によって、

ある程度まで
人の政治観や信条を推し量ることができるようです。

政治家の候補者たちの理念が見えてこないのであれば

今後は、
遺伝子変異も投票の参考にされてしまうのかもしれません。

確固たる崇高な理念を持って
犬や猫のように公明正大・清廉潔白な政治が実現できるといいですね。

猫が得票数ダントツ一位になるのは、
そのような無欲で公正な政治家を国民が求めている証拠です。

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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