8回目のお盆と、久し振りの実家。

その他

明け方、あまり寝つけず、
少し早めにベッドから出る

洗濯を済ませ、
お風呂掃除を終わらせ、
ちょっとだけ早い昼食を摂る――

母が亡くなって、8回目のお盆

実家に行くのも久し振りだ

居間は少し雰囲気が違っていた

母がいつも座っていた場所も、
もうその影を感じられない

「いつまでも同じ状態でいるよりも、
 こうして少し変化を施した方が
 気持ちも楽になっていくのかもしれないな」

そんな私自身も、
母の想い出は薄れはじめている

いつまでも歳をとることのない母の笑顔

もう見慣れた母の遺影だ

その母の年齢に
私は1年1年近づいている

遺影を見るたび、

「私は母の年齢まで
 生きられるのだろうか」

と、思う

それにしても、相変わらず父は元気だ

が、母と一緒に作っていた野菜畑は
さすがにもう手をつけていないようだ

あれから8年――

母のいないこの家で、
なにを想い、
ひとり過ごしているのだろう

母とこの家で過ごした数十年を考えると
なんだか切ない

...なんて、娘の私が思うほど、
父はなんとも思っていないのかもしれないな

2023/08/14 お 盆

すっかり秋めいた夜

虫の音を聴きながら、思いを馳せる

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Source: りかこの乳がん体験記

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