雨...
億劫だ...
が、気温が低いので、まだいい
でもやっぱり億劫だ――
そんな今日は『がんサロン』
サロンまでの道のり
いつもの公園も雨で濡れている
そういえば、
こんな雨の日にここを通ったのは
初めてかもしれない
きのうから強風で、木々も乱れ...
もともとひとけのない公園は、
さらに静けさを増し...
青空がないのは、やっぱり淋しい
「お盆だし、
今日のサロンはきっと集まらないだろう」
と、思っていたが、
意外にも、
いつもの2~3倍の参加者が集まった
中には、
「サロンの存在は知っていたけれど、
仕事があるので来られなかった。
今日はお盆休みでやっと参加できた」
という人もいた
実はこれ、
当初からの課題のひとつでもある
サロンの開催が“平日の昼間”というのが
ネックだった
が、院内で開催している以上、
仕方がない
“がん”は、検査や治療にお金がかかる病気
“がん”は、周囲にはあまり話せない病気
・副作用のつらさを
まわりの人たちに理解してもらえない
・病気のことをどこまでひとに話すか
・病気のことを誰に話すかの線引き
・がんのことを人に話したら、
過剰に心配された
・退院したら、
「もう治ったんでしょ?」と言われる
(本当は退院してからが大変なのに)
...など、
やはりみんな、同じ思いをしている
私自身の経験を話すこと、
そしてその経験から、
誰かの役に立てることは、
「ここ(サロン)にいてよかった」
そう思える
「また来ます」
「普段は仕事で来られないけれど、
必ずまた来ます。
だからずっと、ここにいてください」
そう言われると、
「続けていてよかった...」
そう思える
当初、私が
“同じ経験をした人”を探し求めていたように、
がんになったばかりのひとや、
つらい思いをしているひとは、
「やはり、“救いを求めているのだな...」
と、感じる
誰かの経験が、誰かの力になって、
誰かの思いが、誰かの励みになる
『がんサロン』は、
そんな、“支え愛”の場所
初めて会ってもすぐに打ち解けあえるのは、
きっと“がん”という共感でわかりあえるから
『がんは早期なら治る病気』
そう言われているけれど、
やっぱり「がんです」と言われたら
衝撃は大きい
「私、死ぬの?」と、思う
つらい治療もしなければならない
再発の不安もずっとある
やっぱり簡単には考えられない病
だからこうして、みんな集まってくる
ここはやっぱり“必要な場所”なのだ――
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Source: りかこの乳がん体験記
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