『日本人女性の
9人に1人が乳がんになる』――
そう言われはじめたのは、
今から3年くらい前だろうか
きのう公表された、
歌手でタレントの、男性乳がん
“日本人男性の1000人に1人が乳がんになる”
と言われているそう
もっとわかりやすくすると、
“女性の乳がん患者100人のうち、1人が男性”
ということになるようだ
そしてこの罹患率
2000年以前には、
“男性乳がんは、
女性の乳がん患者の200～300人に1人”
と、言われていたのだ
“女性の罹患100人のうち1人が男性”
そう言われるようになったのは、2010年頃
もちろん、
「みつけやすい時代になった」
ということもあるだろう
が、もしかすると女性同様、
男性乳がんも増えているのかもしれない
では、女性の乳がんはどうだろう
特にこの20年で
恐ろしい勢いで罹患者が増えている
○1980年代・・・30人に1人
○2006年頃・・・23人に1人
私が乳がん告知を受けた年
○2007年頃・・・20人に1人
○2009年頃・・・18人に1人
○2012年頃・・・16人に1人
○2014年頃・・・13人に1人
○2015年頃・・・12人に1人
が、この年に
初めて見かけた自動販売機は．．．
“16人に1人”
すでに遅れた情報となっていた
まさかこんなスピードで
罹患者が増えるとは
思っていなかったのだろう
いや、
これまでの経緯を知っていれば、
容易く想像がついたはず
日本中にこの自動販売機が
どれほどあるかわからない
すべて書き換えるなどの措置は
きっと難しいだろう
せめてこの数字だけでも
入れ替えられる様式になっていれば．．．
○2016年頃・・・11人に1人
○2020年頃・・・ 9人に1人
○2023年・・・・ 8人に1人
．．．と、
私が乳がんになってからだけでも
年々増え続けているのがわかる
そしてこの、“8人に1人”という数字
これ、実は、欧米での罹患率
私が乳がんになった当初、
「そのうち日本も、
この数字に近づくだろう」
と言われていた
が、まさかこんなに早く
そのときが来るとは．．．
そこで疑問がある
日本はこれだけ乳がんが増えている
「欧米ではどうのだろう．．．」
ただ欧米と日本で大きく違うのは、
検診率
日本の検診率は、
先進国の中で格段に低い
自分の命を守るために．．．
自分の大切な人たちを
悲しませないために．．．
やりたいことを諦めないために．．．
大切なのは、“早期発見”
そして、
“早い段階で適切な治療を受けること”
「がんがみつかったら怖いから」
ではなくて、
「もし、身体の中にがんがあるとしたら、
早くにみつけなきゃ」
そしてその検診は、
1回だけではなく続けていくこと
多くのがん患者が、
早期発見の大切さを口にしている
それは、
検診に行かなかったことへの後悔
そして、無念――
その思いを、私たち経験者が
伝えていかなければならないのだと思う
悲しい思いはしてほしくないから
つらい思いもしてほしくないから――
★2つのランキングサイトに登録しています
1日1回、応援のクリック（タップ）を
していただけると嬉しいです
人気ブログランキング にほんブログ村
⇩ ⇩
両方押していただけるともっと嬉しいです
日々の励みになります
★しこり発見から治療までの経緯は⇒こちら
★さらに詳しい経緯を更新中⇒≪私の記録≫から
Source: りかこの乳がん体験記
コメント