タワーマンション(以下、タワマン)とは、主に地上20階建て以上の居住用高層建物のことを指します。「高層マンション住み」は一つのステータスではありますが、緊急事態時、一定のリスクになることも確かです。本記事では、日本のマンション事情について見ていきましょう。自然災害による機能不全は何もタワマンに限った話ではないものの、緊急時、「高層住み」であることがリスクになることは間違いない。12階建ての分譲マンションに住んでいたYさんはこう話している。「以前大きな地震があったとき、エレベーターが故障しました。当時僕は11階に住んでいて、もう……大変でしたね。エレベーターの復旧に3~4日程度かかったんですけど、毎日階段を上り下りです。『行き』はまだしも、『帰り』が……。疲れ切った身体で11階までたどり着くのが本当にきつかったです。同居していた父は腰が悪く、買い物はすべて僕が代わりに行ってました」(横浜市某区の分譲マンション/築19年)10階ほどのマンションですらその苦労は容易に想像がつく。いわんやタワマンをや。専門家の間では、「終の棲家」にはすべきでない、との声も。その多くは「買えるわけではないが、『刹那的』にタワマンでの暮らしを楽しみたい」人が、賃貸で住むのに適していると言う意見だ。
そしておそらく、タワマン的な集合住宅を肯定的に捉えているのは、日本や韓国、中国、シンガポールなどの東アジア圏と、ドバイなどの成金的新興国のみなのではないか、という点だ。
折しも2017年の6月、イギリスでタワマンの火災が発生した。死者・行方不明が70人という大きな事件。日本のテレビでも大々的に取り上げられた。私もいくつかの番組にコメントを求められた覚えがある。
あの時、情報番組に出演していたコメンテーターたちは、火災が発生したタワマンが低所得者向けの賃貸住宅であるという事実に、明らかに戸惑っていた。日本のタワマンは、賃貸向けであっても低所得者向けということはあり得ないからだ。
しかし、タワマンのような集合住宅はあのイギリスでの事例のように、本来は低所得者向けの賃貸である方がふさわしい。その理由は、このあと順次述べていく。
まず、火災で話題になったイギリスのタワマンが、低所得者が多く居住するエリアにある「公的な賃貸住宅」であったのには、実に合理的な理由があるからだ。
つまり、そのエリアの限られた敷地内で多くの住戸を建設するには、タワマン的な形態がふさわしかったのだろう。
実はタワマンは、一般的なマンションとの構造の違いから、騒音が伝わりやすくなるケースがある。
一般的なマンションに多い鉄筋コンクリートは、質量が重く遮音性能が高いが、タワーマンションでは、軽量化を図るため石膏ボードやケイ酸カルシウム板などを組み合わせた壁が採用されていることが多い。これらの壁はコンクリートより密度が低いため、音が透過しやすい傾向にある。木下さん夫妻の住むタワマンも同様の構造だったのだろう。
本当の金持ちなら、、低層のマンション又は戸建てですね。
マンションは賃貸で住むのがベターです。
バブル期、建売住宅とか、3mmガラス板の窓サッシで、、
室内の会話が外にダダ漏れな物件もありましたね。
今は賃貸アパートでも新築は二重サッシがデフオルト化しています。
設備自体はとても良い時代です。
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Source: 身体軸ラボ シーズン2
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