≪私の記録 241≫ お腹の塊。副作用の軽減。薬による老化現象。

    2009年10月25日(日)

きのう、お腹の右側を触ってみたら、
4~5cmの塊があった

まさに最近、違和感のあるその場所

先日はもう少し小さかったのに...

新たにできた筋腫だろうか

...だとしたら、
とんでもないスピードで
成長しているということになる

不安だ...

恐怖だ...

そして最近、
本当に薬の副作用が軽くなった

デポが終わって半年経った頃から
顕著になってきた

ここのところ、
ホットフラッシュも来づらい

来ても軽い

“普通の身体”である時間が増えた

涼しくなってきたことも
関係しているのかもしれない

    2009年10月27日(火)

ホットフラッシュがほとんど来ない

なぜだ...???

身体もかなり軽くなった

楽になった

部屋の温度を上げず、
寒い状態にしているのも
関係があるのかもしれないな

やっぱり暑いとつらいから

最近、特に、身体の衰えを感じる

薬のせいで
老化が早く進んでいるのだろう

肌のハリや艶、
そしておっぱいの張りがなくなってしまった

悲しい...

“歳をとる”ということが怖ろしい

いつまでも若いままでいられるとは
思っていないけれど...

今月は『ピンクリボン月間』なのに、
そのことに関する話題は
なにひとつ目にしていない

大原まゆ*さんも、
ロック歌手の川村カオリさんも
亡くなってしまったから
話題には上らないのだろう

本当はそんなことではダメなのに

札幌のライトアップも11月らしいし...

なぜ、11月!?

まぁ、
乳がんの話題が耳に入らないのは、
気が楽ではあるが...

  ――後 記――

   ※大原まゆ

    北海道室蘭市出身・札幌在住
    21歳で乳がん発覚

    ブログ『Mayuとあなたと。』
       『キセキノート。奇跡の軌跡…☆』
    乳がん闘病記『おっぱいの詩』
    闘病記映画化『Mayu ―ココロの星―』

    2009年5月9日 26歳
    乳がんの転移により永眠

きのうの夜から、
今までにない下腹部の痛みがある

先日みつかった筋腫(再発)のせいなのか、
それともタモキシフェンのせいなのか...

乳がんの治療をはじめて2年が過ぎて、
さすがに身体へのダメージを感じる

あと2年半も続けたら
どうなってしまうのだろう

こんなんで、
生きていても意味があるのだろうか...

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Source: りかこの乳がん体験記

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