肝臓がんに対するレンビマ後のNew FP療法

外科医

ブログランキングに参加してます
 ガンちゃん先生が行っている肝臓がんの治療を
 一人でも多くの人に知って頂くために、
 1日1回、下のマ-クをそれぞれクリックお願いします!

  にほんブログ村 病気ブログへ     人気ブログランキングへ     

みなさん
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

今年は暖冬で、
私が留学していたスウェーデンの友人に聞いたのですが、
スウェーデンでも通常はマイナス10度、20度の世界なのですが、
今年は、雪があまり降らない様です

スウェーデンは
緯度が高く、冬は日照時間が短いため
ほとんど暗闇で過ごします

ですが、雪が降ると、
その白い照り返しで
若干、明るくなるものなのですが、

雪が降らないと
本当に暗闇ですので、、
とても気が滅入ります

スウェーデンの冬は
過酷なのです

さて、
本日ご紹介しますのは、

肝臓がんの内服薬が効かなくなってしまった患者さま
に対する
岩本内科での治療です

この方は、
関西地方からご来院

前医では、内服薬が効かなくなり
つぎの手段はほぼ無いという事でした

まず、評価してみますと
肝臓内に無数に広がる肝臓がん
ステージ3の状態
です

スライド3

血管造影でも
無数の癌の染まりが確認されます

スライド2

カテーテルを留置し、
肝動注化学療法を開始します
(New FP療法)
です

この方の肝動脈は
なかなか難しく、安定的にカテーテルを留置するのが
非常に難しい症例でした

でも、うまくいきました♪

薬剤を流すと
うまく分布し、
一度の治療で、かなり良好に
薬剤が癌の中に貯留したことが確認されました

スライド4

最初の治療としては100点です
うまく効いてくれることを願います。

肝動注化学療法ならうちでも出来ますよという施設も多いのですが、
肝動注化学療法にも種類がありまして、
Low dose FP
IFN+5-FU
CDDP動注などがあります

肝動注化学療法というのは
カテーテルを使って抗がん剤を肝臓の動脈から流すことを示します

どんな薬を流すかで効果も副作用も変わるのです

岩本内科で行うのはNew FP療法が基本です

これまでのデータからすると、
Low dose FPでは奏効率(癌を小さくさせる力)が30%程度
New FP療法では奏効率が70%

ほかの動注療法とは一線を画するのが
New FP療法なのです

それと、もう一つ
よく聞かれる質問がありまして、
これらの治療は
全て保険診療内で行われる治療ですので
ご安心して相談いただければと思います

ブログランキングに参加してます
 ガンちゃん先生が行っている肝臓がんの治療を
 一人でも多くの人に知って頂くために、
 1日1回、下のマ-クをそれぞれクリックお願いします!

  にほんブログ村 病気ブログへ     人気ブログランキングへ     

肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。
Source: ガンちゃん先生奮闘記

コメント

タイトルとURLをコピーしました