テセントリク+アバスチン後のNew FP療法 動注療法

外科医

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みなさま、おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

今日は、治療の経過のご紹介です

本日ご紹介させていただきますので、
1年ほど前から治療をさせて頂いている肝臓がんの患者さま

前医で、テセントリク+アバスチンの投与が行われたり、
そのほか、薬物療法が行われておりましたが、
効果が出なくなったことと、
尿に大量の蛋白尿が出るようになってしまったことで、
治療を継続できなくなり
岩本内科に来院されました

1年前に来られた時は、
蛋白尿の影響で、体のタンパクが減り、
全身が浮腫んだ状態になっていました

とても効果、安全性の高いテセントリク+アバスチンですが、
長期投与では、
蛋白尿の出現が大きな問題になってきます

癌の状態も
ステージ4A、門脈浸潤
肝機能もChild Bというあまり良い状態ではありませんでした

スライド2
留置カテーテル

スライド3
アンギオCTで残存しているHCCを確認

カテーテル留置を行い、
肝機能に配慮しながらNew FP療法

今回は、残存病変に門脈動脈同時塞栓療法を行いました

スライド4
残存している癌に対してマイクロカテーテルを選択的に挿入

スライド5
治療後の確認CTで癌を中心に薬剤が貯留したことを確認

丁寧に行えば、肝機能を落とさず
動注療法を行うことができます

治療不能から1年です

先日、この患者さまの息子さまの結婚式が
行われたらしく、
参加できたことを喜んでおられました

そういうのを聞くと、本当に治療させて頂けて良かったと
思う次第です

テセントリク+アバスチン後のNew FP療法の効果も調べないといけません
私の印象では、悪い印象はありません

薬物療法の拡がりは良いことですが、
カテーテル治療の恩恵を受けるタイミングが遅くなってきているのが心配です

薬物療法の途中でも、気軽に、セカンドオピニオンで
岩本内科に問い合わせて頂きたいものです

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肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。

Source: ガンちゃん先生奮闘記

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