胆道がんへの動注化学療法

外科医

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みなさま、おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

日曜日、更新の初回です
今日は、胆道癌の治療のお話です

胆道癌とは、胆管がん、肝内胆管がん、胆のうがんなどをまとめた
呼び方です

癌の中でもまだ抗がん剤の治療選択肢が少なく、
難治癌の一つです

最近、やっと分子標的治療薬と呼ばれる
新しい薬剤も使えるようになり始めており、
これから可能性が増えてくる癌種とも言えます

岩本内科では、
この胆道がんで全身の抗がん剤が効かなくなった場合にも
カテーテルを用いた動注化学療法を行います

胆管がんなども肝臓付近の動脈から栄養されておりますので、
これまで培った肝臓がんへの治療の経験を活かして、
カテーテル留置を行い肝動注化学療法を行います

この患者さまも胆道がんの方で
全身の抗がん剤治療の選択肢が無くなり、
岩本内科へ来院されました

肝臓内に5cm前後の転移が複数個ある状態です

早速、血管造影を行い、
癌と肝臓の動脈の評価を行います

スライド3

胆道がんなどの肝臓への転移は
この画像の様に、中心が黒く、周りが白くなる画像パターンが
特徴的です

スライド2

薬剤がしっかりと癌の存在する場所に
分布するようにカテーテルを留置できるかが
効果の肝です

スライド7

完璧な形で留置出来ました

転移した状態の場合、肝臓だけでなく
全身にも転移する可能性がありますので、
動注療法だけでなく、全身への抗癌剤投与も考慮しながら、
治療戦略を組み立てます

可能性を信じて、
全力で治療していきます

あきらめない姿勢に奇跡は起こると信じてます

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肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。
Source: ガンちゃん先生奮闘記

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