あの日のことを胸に深く抱いて、次に進もう。

医療機関

両親に、結婚当初用意してもらった家を、

先月、とうとう片付けることができた。

 

両親の夢であったスープの醒めない距離の息子夫婦の家、

妻と初めて暮らした家、おかえりただいまがまだあった日の家、

リハに没頭した篠山病院まで2時間半かけて通っていた家、

長男を初めて入れたお風呂のある家、お食い初めもしたなあ。

その家を出て、今の自宅に引っ越した時の両親の寂しそうな顔。

しばらく空き家にしていたが、母が骨折をして、リハビリ病院退院後、

僕と母とで在宅復帰にチャレンジした一人老健として使った家。

 

そんな『あの日のこと』が走馬灯の様に蘇った。

 

仲間のご協力があり、辛かった『あの日のこと』を含んだ、

握りしめ続けた想い出の数々を、とうとう手放すことができた。

握りしめていた手を開き、そろそろ新たなものを掴みたい。

 

 

そんな僕の心の中を知るお釈迦様に、

ご報告も兼ねて、お逢いしてきた。

朝急遽思い立ち、パワースポット篠栗へ。

 

 

握りしめたその手を開き、街に恩返ししなさい。

そしたらまた、新しい夢が掴めますよ、きっと。

 

穏やかに寝そべるお釈迦様にそう言われた気がした。

 

 

その後、寄ったケーキ屋のJさんに、

経営者としての心構えをご指南頂き、

今帰りの新幹線の中で、ブログを書いている。

 

 

さあ、もっと大きなものを掴み取りに行こう。

いよいよ始めます。『暮らし』再建の医療。

シン・ザイタク医療への挑戦。皆様のお力をお貸し下さい。

実は、福岡往復の目的はもう一つ別にあったのだが、

そのワクワクするお話は、また今度しようと思う。

 

 

良かったら聴いてください。

 

 

 

 

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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」

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