人はパワハラだけでは死なない  ~タカラヅカという「軍隊」論~

カウンセラー

先日の日本シリーズはどちらのファンでもある私などからすれば理想的な展開でした

 

が、あの甲子園の大声援の中「もう負けてもいいや」とならなかったオリックスの健闘(と

 

新イケメン高島泰都投手の入団)に敬意を表したいと思います。敵地としての甲子園は、

 

その中で1週間も過ごすと「勝手にして」と降参すること間違いなしですから。

 

それにしても、もともとジャニー喜多川さんがほとんどひとりで創造したジャニーズ

 

と違って、れっきとした上場企業の阪急電鉄が、あのような発表をして恥ずかしくないの

 

かなと思ったのは、私だけではないと思います。

 

 

 

その中で、「パワハラではなく過度の睡眠不足で死に至った」という解釈なのですが、

 

これは明らかに違いますね。人間の脳は、短期間でのパワハラには対処できるように

 

設計されています。というのも、仕事で1回だけ失敗した場合は、なんとか解決したり

 

自分で立て直すことができるからです。もしできないとすると、世の中には自〇があふれ

 

てしまいますから、そんなことはありませんね。

 

 

ところが、その失敗が継続するとどうでしょうか。立て直しても立て直しても、毎日の

 

ように失敗し、怒鳴られる。そうすると、まず脳の前頭葉が疲弊します。その上に、

 

余分な仕事を抱えて眠る時間がなくなる。そうすると、やがて脳は「もうどうでもいいや」

 

と判断を避けるようになってきます。ガザで行われている戦闘のように、毎日自分の

 

「死」に向き合う場合と同じような状態になってしまいます。

 

 

 

ですから、パワハラそのものが即相手の死につながるのではなく、パワハラ+睡眠時間の

 

不足が原因で、最も有効な回避方法なはずの「逃げる」(=退職や弁護士への相談)が

 

できなくなってくるということですね。最大の味方である「自分自身」が

 

 

逃げる? ⇒ お前は卑怯者だ

 

 

と自らの脳内で攻撃を始めるのですから、もはや自分を守ってくれるものはなくなってしま

 

いますね。

 

やがてその脳内戦争が終結すると、「もう楽になりたい」という本能を超えた感覚に

 

なり、この世からの逃走を選択するのです。

 

 

健常者でもフツウに起こり得る「自死」を避けるために、パワハラが始まってから

 

1週間以内に救助を始めることが大切です。山手心理相談室では、できるだけ「その日」

 

のご相談にも対応させていただいています。

 

 

 

 

 

 

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Source: 週刊山手心理相談室

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