おはようございます。
Xを眺めていたら、2023年12月の投資信託の資金流入ランキングが流れてきました。
これを見る限り、インデックス投信の中では「eMAXIS Slimの強さが圧倒的」であり、付け入る隙はなさそうです。
今月新しくお金が入ってきた投資信託ランキングの1位見て大笑い、俺たちの全世界株式オルカンが2位のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)に311億円も差をつけてぶっちぎりました(゜∀。)←これまでは、SP500を抜いたとしても僅差だったの。たった1カ月で1000億流入てw 楽天全米株式が圏外、16位に落下。 pic.twitter.com/SyqgSoHoNE
— 綾小路麗香/マネー編集者 (@reika_amoney) January 8, 2024
一方で、eMAXIS Slimシリーズとは信託報酬が2桁異なるような高コスト商品も数多くランクインしています。
「投資信託ランキング」はあくまでその時点での売り上げを示すものに過ぎず、その商品がずっとランクインし続けるかは別問題であることを覚えておきましょう。
新NISAでも最強の「コスト最安」eMAXIS Slim。オルカンとS&P500は純資産総額1兆円超えの化け物です。
eMAXIS Slimシリーズと信託報酬が2桁異なる高コスト商品を買ったら人生終了
投資信託の資産流入ランキングの1位がeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)、2位がeMAXIS Slim米国株式(S&P500)というのは安心できる結果です。
その一方で、3位以下に信託報酬が1.0〜2.0%かかる高コスト商品が数多くランクインしている事実も忘れてはなりません。
長年インデックス投資だけやっていると感覚が麻痺してくるのですが、世の中にはこういった投資信託(アクティブファンド)の方が圧倒的に多いのです。
そして、「一見すごそうな名前」がついているため、何も知らない人だとこちらを買った方が儲かるような気がしてきます。
手数料が高いということは、売れば売るほど販売元が儲かるということです。
私たち個人投資家は、買った自分たちが儲かる商品しか買ってはならないのです。
外国株インデックスファンドの信託報酬が0.1%未満という奇跡の時代
10年〜15年くらい前は、外国株インデックスファンドの信託報酬は0.5%〜1.0%が当たり前でした。
当時はバンガードETFのVTですら経費率は0.20〜0.30%くらいでしたね。
私がインデックス投資を始めた頃、外国株式インデックスファンドの信託報酬0.5%〜0.8%が当たり前でした。
信託報酬が下がるたびにいろいろ調べてお引越しするのも大変でしたねー。
毎回お引越ししなくてよいeMAXIS Slimシリーズは神。— ちゅり男/医師・投資ブロガー (@churio777) November 25, 2023
ここ10年以内に次々と信託報酬が引き下げられ、気がつけばeMAXIS Slimシリーズが登場し、オルカンやS&P500投信の信託報酬は0.1%を切ってしまいました。
最近投資を始めたばかりの人にはこの凄さが分からないかもしれませんが、私のような年寄り世代には隔世の感があります。
そして、こんな素晴らしい時代に投資を始められるのは素晴らしいことだと思うのです。
新NISA「つみたて投資枠」「成長投資枠」両方ともeMAXIS SlimでOK
数あるeMAXIS Slimシリーズの商品の中でも、純資産総額の点で、
1) eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) 1.8兆円
2) eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 3兆円
の2つは群を抜いています。
正直言って、新NISAではこの2つ以外を買う必要はありません。
発売から5年の間にファンド純資産総額を順調に伸ばすとともに、毎回のように隠れコストを切り詰めてきた圧倒的な実績があります。
両方とも「化け物ファンド」「インデックス投資のリーサル・ウェポン」とも言うべき商品なのです。
まとめ
新NISAでもeMAXIS Slimシリーズ、特にオルカンとS&P500の牙城は崩れなさそうです。
見かけの信託報酬だけでなく、ファンド純資産総額、実質コストの点から見ても全く死角がありません。
【新NISAまでに必読のおすすめ投資本】
『株式投資』『株式投資の未来』(ジェレミー・シーゲル)
ジェレミー・シーゲルの『株式投資』『株式投資の未来』は、私の投資人生を変えた2冊です。
特に、「株式(S&P500)の長期リターンが、他のアセットと比較していかに優れているか」を端的に示した図を見たときは衝撃を受けました。
世の中には「レバレッジ」や「10倍株」といった怪しげな情報が飛び交っていますが、完全に時間とお金の無駄です。
そんなことよりも、最大限までインデックスファンドの保有割合を高め、長期保有したほうが100倍理にかなっています。
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買うのはオール・カントリー系投信だけで十分だからです。
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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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