誤診であってほしい――。

「お尻が痛いのは、
 私は“坐骨神経痛”を疑います」――

そう言っていた、ある整形外科医

私の場合、
変形性股関節症で痛みが出るのは、
“股関節自体”というより
お尻のほうが痛い

いわゆる、“臀部”と言われている部分

なので歩くときは、
ほとんどお尻が重く痛む

足も重く、前に出しづらい

これだけを考えると、

「私、坐骨神経痛かも」

そう思う

実際、お尻が痛くて
坐骨神経痛の治療をする人もいるらしい

が、なかなかよくならず、
股関節のレントゲンを撮ってみると、
“変形性股関節症”だった...

なんて話も、ままあるとか

  実際、

  「変形性股関節症というと、
  “股関節が痛む”と思ってしまいますが、
  実際はお尻や腰、
  ひざが痛むこともあります」

  と、ある医師も言っている

  で、思い当たる節がある

  それは、数年前から、
  腰の右が痛むこと

  そして左ひざも、少し...

  病気がわかってから、
  「この痛み、
   股関節から来ていたかも」と
  納得がいったのだ

まぁ、私の場合、
股関節のレントゲンは
初診時、すでに撮っている

レントゲンを見ても
素人の私にはその読影力はないが、
医師が言うのだから、
たぶんそうなのだと思う

まさか、変形性股関節症で
“誤診”なんてないだろう

実際に、股関節が痛むのだし

先天性の
臼蓋形成不全とも言われているのだし

そこから変形性股関節症に
進行しているわけだし

そして先日見つけた、
もうひとつの医師の見解

「歩きはじめは痛いけれど、
 歩いているうちに痛みがなくなるのが
 変形性股関節症の特徴です」

というもの

私の場合、歩きはじめは少し楽

20mくらい歩くと痛みが強くなってくる

そう、臀部が重く痛む

そして足も重~くなる

100mに1~2度は
立ち止まらなくてはならないほど
足が動かなくなる

  それでなくても今までのように
  スタスタ歩くこともできないのに

この医師の言葉を聞くと、
私の症状とまるで違う

やっぱり私、誤診?

...な、訳はない

“変形性股関節症”なんて、
そんなに難しい病でもない

乳がんのときのように、
“誤診”なんてあり得るはずもなく...

本当は、

「間違いでした。
 変形性股関節症ではなく、
 単に股関節の炎症です」

そう言われたほうが
どれだけいいかわからない

乳がんのときの誤診は命にかかわる

後の人生も、大きく変わったと思う

がんの誤診はあってはいけないと思うし、
私は今でもその医師のことは赦せていない

  “人間、間違いは犯すもの”

  わかってはいても、こればかりは...

  しかも、検査のやり方や、
  「そのままにしておいていい」という、
  フォローがなかったことも、
  憤りに追い打ちをかけるのだ

が、今回は、

「誤診であってほしい」

そう願った

“進行するだけ”なんて、
嘘だと言ってほしい

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Source: りかこの乳がん体験記

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