先生、今夕、門扉の外灯も、ちょうど、
このタイミングで切れちゃったんです。
素敵な旅立ちを見せていただいた帰りに、
一生懸命に介護されたお嫁さんが仰った。
「自然の摂理に反することはしないで欲しい。」
退院後、経口摂取ができないご様子を見て、
相談した上では、もちろん、あるものの、、、
少量の点滴を行った後に、御本人が仰った。
米寿の彼のちゃんとしたリビングウィルだった。
少量の点滴も普段の僕ならしないのだが、
彼の素晴らしいリビングウィルを、
点滴前に聴けなかった事だけを理由に、
少量の点滴を施行してしまった。
その点滴があった為か、御本人の生命力かはわからないが、
御本人のご希望の少量の経口摂取や訪問入浴によるお家での入浴や、
御家族のご希望であったウッドデッキでのお孫さん達との写真撮影が、
お家に帰られたこの2週間に行うことができ、皆さんの夢が叶えられた。
最期の旅立ちの大切な時間に、
お祖父様のことが大好きなお孫さん達に、
お祖父様の心臓の最期の音の聴診をしてもらった。
米寿の彼は、最期までお孫さん達を可愛がられ、
お孫さん達の歩まれる道の少し前を照らし続けられた。
お孫さん達は、介護福祉関係の道に進まれるそうだ。
僕も今一度、自分の歩むべき道を、
省みなければならないことを、
教えていただけたお看取りだった。
今日も『ザイタク』は、
次世代の道を照らす、
優しいランタンのようだった。
良かったら聴いて下さい。
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