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みなさま、おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
いま、日本、世界で
増加している疾患があります
それは、“肥満”です
そして、肥満に伴い起こるのが、“脂肪肝”
世界で肥満に当てはまる人口は
10億人を超えていると言われています
脂肪肝は、肥満の70%にみられるとのことですので、
7億人
肥満は万病のもととも言われますが、
癌の発生とも深く関係しています
肝臓がん
すい臓がん
大腸がん
胃がん
などたくさんの癌の発生のリスクになることが分かっています
また、日本人は、脂肪肝になりやすい人種であることも分かってきています
肥満に加えて、遺伝子のタイプによって、脂肪肝になりやすいことも分かっていて、
日本人では、その遺伝子タイプを持っている方が多い報告もあるのです
脂肪肝を治す薬というのは、今のところ、ありません
糖尿病薬や高脂血症薬が間接的に脂肪肝を改善する報告がありますが、
基本、運動、食事療法しかありません
もう少しで、肥満改善、脂肪肝改善で新たなお薬が登場する兆しはあるようですので、その効果に期待しています
脂肪肝からの肝臓がんの発生に関してですが、
脂肪肝、脂肪性肝炎から肝硬変となり
肝臓がんが発生してきます
その割合は、他のウイルス性肝炎と比べると、高くありませんが、
どういう方が、脂肪肝、脂肪性肝炎から肝臓がんができるか、明確に分かっていないので、
早期に発見する事が難しいと言われています
C型肝炎やB形肝炎など、定期的に病院を受診されているので、肝臓がんが出てきても
早期に発見することができますが、
脂肪肝で定期的に病院を受診することはあまりないので、発見が難しいということです
最近、
非常に強い脂肪肝、脂肪性肝炎から肝臓がんが発生した患者さまの
治療を行いました
テセントリク+アバスチン併用療法を行い、その途中で
肝動脈化学塞栓術を行いました
その画像を示しますが、
通常、造影剤を使わない単純CTで、
肝臓がんは黒くみえるのが一般的なのですが、
この方では、癌が白く見えています
これは、周りの肝臓内に脂肪がたまりすぎていて
脂肪がたまると肝臓は黒く見えていくので、
癌よりも肝臓が脂肪のせいで黒くなっているため
相対的に癌が白く見えています
門脈造影下CTでも、癌は黒く抜けるはずなのですが、
同じ理由で、白く見えていて、判断が難しくなっています
動脈CTでは、造影剤が癌に入るので白くなるのですが、
もともと白いため、その変化が分かりにくく、
癌の動脈の同定も難しくなっています
癌の動脈の同定が難しいという事は、カテーテル治療も難しくなるということを示しています
脂肪肝からの癌の、カテーテル治療の難しさを感じた一例でした
脂肪肝からの発癌、肝臓がんの発生頻度は低いということですが、
脂肪肝を患う方は7億人と言う膨大な数ですので、
結果的に肝臓がんを患う方はたくさん出てくるのではないかという予測もあります
Stop 脂肪肝!
飽食の時代で、自分の身体の管理が問われているのかなと思います
欲望のままに食事し、運動をしないというのはやめないといけません
自分の身体を大切にする意識が求められているのだと思います
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Source: ガンちゃん先生奮闘記
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