昔々、在宅医療を始めた頃、
在宅医療の世界では、その名が通るヤンチャな、
大先輩が、在宅駆け出しの僕に教えてくれた秘密の話。
ちゃんと、相手の想いや仕草を感じとって、
それも望まれてるのをわかって、そこ!って、
タイミングで、キスができるような男やないと、
在宅医療は、上手くできへんもんやで。って、
めっちゃ真剣に、篠山の焼き肉屋で教えてもらった。
このタイミングの練習は、正直、足りてないけれど((笑))
患者さんのこれからの人生に想いを馳せ、
患者さんのご家族とのことも丁寧に想像し、
患者さんの残りの大切な『暮らし』を考え、
そんなこんなを、いつも思い遣っている医療者仲間たちと、
今日は、市中病院で振り返りのカンファレンスがあって、
『最善を期待し、最悪に備える』って言う在宅ホスピスの極意を、
一緒に、悩み、考え、学んだ。患者さんに『最悪』を伝えるタイミング。
誰も正解なんて知らない。だけど、そんなこんなを、
みんなで、いつも想い、一緒に悩むことから始めたい。
やっぱり、この地域の中核病院は、
その想いに溢れていて、きっと、
もっと良くなると確信が持てた。
今日も、ありがとうございます。
素敵なカンファレンスにいつも感謝です。
良かったら聴いてください。
毎日読んでいただき感謝申し上げます。
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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