≪私の記録 302≫ 彼とのこと。自分の存在意義。

彼と一緒になる――

そんな現状から、
きっと私は逃げている

なぜだろう、自分でもよくわからない

がんがそんな思いにさせているのか、
それとも私の過去のせいか

それとも、これからの未来が
抱けないからなのか...

が、実際は、この家で生活するよりは
確実にいいだろう

もしかしたら、
楽しい生活が待っているかもしれない

現に、
両親に「出ていけ!!」と云われてから、
ここにはとっても居づらい状況だ

どっちにしても、
私は生きていても意味のない人間

そう思って生きてきた

子どもの頃、母に、
「あんたなんか産まなきゃよかった」と
云われ、手も上げられてきた

そして闘病中にもかかわらず、
両親から「出ていけ!!」――

やっぱり、
生きている意味がない気がする

私なんかいないほうが
きっとすべてがうまくいく

私はみんなの足手まとい

それなのに乳がんになって、
お荷物

邪魔もの

目の上のたんこぶ...

ずっと、“死”を考えながら生きてきた

でも乳がんがわかって初めて
「死にたくない!!」と思って...

それなのに、やっぱりヒトは、
もとの性格や考え方は
そう簡単には変わらない

人間は、なんてわがままな生き物なのだろう

動物が必死に生きている姿は、
本能以外の何物でもないと思うけれど、

ヒトは、余計なことを考えてしまう生き物

それが“理性”というきれいな言葉で
片づけられることもあるけれど

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Source: りかこの乳がん体験記

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