クズリに迫る存続の危機

その他

クズリ

クズリは、
北極圏と亜北極地帯、北半球の山岳地帯に生息している美しい動物です。

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昨日
クズリの話

グレイシャー国立公園の話をしました。
ひかたま:消えゆく氷河:「地球の氷河」「炭鉱のカナリア」
ひかたま:150年ぶりに姿を現したクズリの射殺

グレイシャー国立公園では
気温の上昇によって氷河が急速に消えていっています。

そして
クズリも
氷河の消失と共に消えてしまいかねない状況になっています。

グレイシャー国立公園は
米国のクズリの生息地の中心なのです。

クズリは
小さくて
優しくて
とても勇敢な強い動物です。

人が苦しんでいるところに出くわすと
助けてくれる動物です。

このブログでも何度か紹介してきました。

ひかたま:他是不有吾:100年ぶりのクズリ
ひかたま:150年ぶりに姿を現したクズリ

それなのに
クズリほど
見つけ次第
射殺されてしまう動物はいません。

次々と
射殺され
現在ではほとんど姿を目撃されることも無くなりました。

クズリの行動範囲はとても広く
250~1300平方km以上で、
自分の縄張りに他のクズリが入り込むことを許しません。

そのためクズリの生息と種の存続には
広大な自然が必要なのです。

グレイシャー国立公園は
面積が4000平方kmもある広大な山岳地帯で、
米国でクズリの生息密度が最も高い地域です。

クズリは、
広大な縄張りを必要とするため、
グレイシャー国立公園でも、生息できるクズリはたったの30〜40匹ほどに限られてしまいます。

これは一か所の保護区だけでは、
クズリという種の保存に十分な個体数を維持することはできないことを意味しています。

保護区の自然の保全だけでなく
保護区と保護区を繋ぐ部分の自然の保全も必要になります。

でも
加速する温暖化に加えて
人が入り込む領域も拡大されていき
いまやクズリが存続できる環境が
急速に消えていっています。

静かに自然界で暮らしているうちに
人によって生息地をじわじわと奪われ、
人に見つかると
すぐに射殺されてしまうクズリ。


人の意識が変わらなければ
あっというまに絶滅してしまうでしょう。

多くの人が
このような情報に触れて
考えてみてもらいたいものです。

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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