一瞬の再会。

「あ...、

 そういえば、夢に母が出てきた...」

今朝、目覚めたとき、

朝方見ていた夢を思い出した

母がそこにいたのは、ほんの一瞬

会話を交わしたわけでもない

が、あれは確かに母――

変わらぬ母の顔

私は一年一年歳をとっていくというのに

夢の中の母は変わらない

「そうだよなぁ...

 あのときのまま、

 母の時間は止まっているんだもん」

そう思うと、なんだか不思議な感じがした

そして思った

数十年後、

私があっちの世界へ行くときが来る

“あっちの世界で母と再会できる”と

仮定して...

年老いた私のことがわかるのだろうか

娘の私より、母のほうが若い...

そんな逆転現象になっているのだろうか

あれからまもなく9年――

母の9年後の姿はもう見ることはできない

生きていたら、

どんなおばあちゃんになっていただろう

年々母に似てくる自分

顔も、仕草も笑い声も、

喋り方も、ちょっと天然っぽいところも、

頑固なところも、

気が強いところも、

姉御肌的なところも...

  ついでに、口も悪い

やっぱり母娘なんだな...

  9年前の今頃は、
  母が倒れて大変だったな...

  余命も告げられた頃だった

  やっぱりがんは憎い

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Source: りかこの乳がん体験記

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