“腰が痛い”って...。

「いや~、腰が痛くて...」

と、“普通の人”は簡単に言う

が、私たちがん経験者にとっては、
“腰が痛い→骨転移”とすぐに疑ってしまう

それほどがんをすると、
痛みに敏感になる

  咳が出れば、“肺転移?”も然りで...

「その腰痛、大丈夫?」

と思ってしまうのは、
きっと“がん”という職業病だ

  いや、そんな職業などないのだが...

まだ母が生きていた頃、
母が整骨院に通っていたことがある

どこが悪かったのか...

肩だっただろうか、
よく覚えていないが...

そこで施術を受けていた男性

よく見ると知り合いだったらしい

「あら、どうしたの?」

「いや、腰が痛くて
 ずっと通っているんだけど、
 なかなかよくならなくて...」

そんな会話が交わされたらしい

まぁ、“腰が痛い”なんてよくあること

そのときは
母も特になにも思わなかったようだ

が、数か月して、
その男性が亡くなったと知らせを受ける

死因は、“肝臓がん”

『もしかして、骨転移だったんじゃ...』

と、母と顔を見合わせた

結局、
病院で検査をしなければわからない

が、“腰が痛い程度”では
なかなか病院には
行かないのが現状かもしれない

私たちがん経験者は、
定期的にCTを撮ったり
骨シンチを受けたり...

どこかが痛くなれば
先生に不安を伝えることもできる

そういう意味では、
身体の定期的なメンテナンスが
できるわけだ

しかも保険適用

なんだかありがたい環境だ

  それでも決して
  “安い”とは言えない検査代だが...

...と言いながら、
私はすでに
術後検査のフォローから外れている

煩わしさから解放はされたが、
再発を考えれば
“検査をしない”という不安は大きい

そう、
未だに“再発”は考える

たぶん、一生頭からは消えないだろう

さ、今年は、
2年に1度のマンモグラフィ検査

早めに予約を入れなければ
2か月くらい待たされる

が、これ、
“乳がん検診を受ける人が増えている”
ということだろう

喜ばしいことだ

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Source: りかこの乳がん体験記

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