オルカンなどの長期インデックス投資では初期の暴落は大チャンス!新NISAでドルコスト平均法が本領発揮する場面です。

内科医

 

おはようございます。

8月5日(月)に日経平均が1日で4451円下げるという歴史的な大暴落を記録し、新NISAで株式投資に新規参入した人たちは驚いたかもしれません。

日経平均のような主要なインデックスが1日で10%下げるというのはめったにあることではなく、ものすごく貴重な経験をしたことになります。

 

 

暴落の渦中にあると「どこまで株価が下がるんだ」という恐怖心との戦いになりますが、

オルカンやS&P500などの長期インデックス投資家にとっては、初期の大暴落は安値で株を買えるチャンスでしかないのです。

そういうマインドに頭を切り替えることで暴落に上手に対処できるようになります。

 

オルカンなどの長期インデックス投資では初期の暴落は大チャンス!新NISAでドルコスト平均法が本領発揮する場面です。

 

長期インデックス投資では初期の暴落は安値で買えるチャンス!

8月5日(月)は令和版ブラックマンデーとも呼ばれる歴史的な大暴落の1日になりました。

日経平均が1日でマイナス4451円というのは衝撃的でしたね。

 

www.nikkei.com

 

暴落が来ると不安になってしまう人も多いと思いますが、冷静によく考えてみれば、eMAXIS Slim オルカンやS&P500に長期投資している人にとっては「初期の暴落は安値で買えるチャンス」なのです。

インデックス投資のゴールははるか20年〜30年先なので、初めの数年で大暴落があっても全く問題はありません。

 

むしろ今回の暴落を恐れるべきなのは、年齢を重ねて投資のゴールを考えている世代の人たちでしょう。

出口付近で大暴落に巻き込まれ、これまでの投資リターンの大半を失うというのは絶対に避けたい事態だからですね。

逆に、これから投資を始める若い世代の人たちは暴落を必要以上に恐れる必要はないのです。

 

暴落が怖い時はS&P500の超長期チャートを眺めるのがおすすめ

「そんなこと言われても暴落は怖いんだ!」という方はS&P500の超長期チャートを眺めてみましょう。

日経平均が1日でマイナス4451円と阿鼻叫喚の大暴落があっても、S&P500の超長期チャートの前では無風に見えます(下図参照)。

 

S&P 500 Price, Real-time Quote & News – Google Finance

 

2000年のITバブル崩壊、2008年のリーマンショックの2つは「歴史的大暴落」と言えるものですが、それも2024年現在から見ると小さなものに思えてきます。

暴落の渦中にあると「いつまで株価が下がり続けるんだ」という恐怖との戦いになりますが、

オルカンやS&P500などの指数への投資であれば、いつか必ず回復すると確信しながら待ち続けるのが正解ですね。

 

不安定な相場はドルコスト平均法が本領発揮する場面

ドルコスト平均法とは、日々価格が上下に変動する金融商品を定期的に定額で積み立てる方法のことです。

毎月定額が買い付けるため、株価が下がった時には多く買い、株価が上がった時には少なく買うことになります(下図参照)。

ドルコスト平均法による積立投資を長く続けることで、購入価格が平均化され、リスクを抑えながら投資できるのがメリットです。

 

拙著『世界一やさしい投資信託・ETFの教科書 1年生』から引用

 

オルカンやS&P500などの株式は短期〜中期では株価が上がるか下がるか予想することは困難なので、

ドルコスト平均法を用いることで極端な高値掴みを避け、相場からの退場リスクを下げることができます。

 

株式市場が右肩上がりで順調ならドルコスト平均法の威力は全く発揮されず、初めの段階で一括投資するのが正解です。

ドルコスト平均法による毎月積立をしているのであれば、暴落は安値で買えるチャンスであり、むしろ暴落がなければ毎月積立の意味がないのです。

暴落時にあわててインデックスファンドを売却してしまう行為は、これまでの自分のやってきた戦略を全て無駄にする行為なので絶対にやめましょう。

 

まとめ

オルカンなどの長期インデックス投資家にとっては、初期の大暴落はチャンスでしかありません。

ドルコスト平均法による毎月積立を継続している人にとっては、自分の投資戦略が強みを発揮する場面がようやくやってきたとも言えます。

 

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拙著『世界一やさしい投資信託・ETFの教科書1年生』ですが、おかげさまで重版が決定しました!

手前味噌で恐縮ですが、拙著は新NISA導入に最適な内容になっているので、ぜひ本書を読んで暴落に負けない投資脳を身につけていただければ嬉しいです。

私がこれまでに読んだ100冊以上の投資本の中から最重要なエッセンスを抽出し、豊富な図解入りで文章も分かりやすく書き上げたので、コスパ、タイパともに抜群だと思います。

ブログとともによろしくお願いいたします。

 

【関連記事のご紹介】

新NISAではオルカンやS&P500が大人気ですが、これらは株式集中投資になるのでけっこうハイリスクです。

リスクを抑えながら投資したい人にはバランス型投信もよいでしょう。

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楽天・S&P500とeMAXIS Slim S&P500の人気投票結果です。

80%以上がeMAXIS Slim支持となり、予想以上の大差になりました。

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新NISAはインデックス投信のバイ&ホールドに徹するのが最善です。

短期売買はくれぐれも慎みましょう。

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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ

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