今日もあまり眠れず、
目覚ましが鳴る前に
ベッドから抜け出す朝
「あ、今日はなんだか調子がいい」――
新型コロナウイルス発症から、
今日で丸3週間
“3日寝込んで終わり”だと
高を括っていた
まさかこんなに長引くとは...
その“調子がいい”のも束の間
すぐに頭痛と軽いめまいがやってくる
「そっか、
まだこの体調終わってないんだな」
熱は、このくらい
今はこの体温が、
平熱みたいになってしまっている
が、36.7℃あると、
やっぱりちょっと“こわい”
そして1日に何度か37℃を越える
※こわい
北海道弁。
“しんどい”、“怠い”という意味だが、
しんどいとも怠いとも
ニュアンスが違う
“こわい”は“こわい”としか
表現のしようがない
【余 談】
昔、本州から
北海道に来た医師がいた
「先生、
なんか“こわい”んですけど...」
という患者さん
先生は、
『お化けでも見た?』
と、“こわい”の意味が分からず、
「なにが“怖い”の?」
と、患者に聞いた
患者は、
「いや、なにかわからないけど
“こわい”んだわ...」
と、やり取りしたという逸話がある
ただ、今日の朝食は、
コロナに感染してから
一番美味しく感じられた
バナナとグラノーラとヨーグルトに
きな粉とはちみつをかけたもの
コロナに罹ってからというもの、
なにせヨーグルトが不味い
(バナナもグラノーラも、
おいしくはないのだが)
そのときから思うと、
味覚は9割ほど戻っただろうか
...ということで、
調子に乗って
恐る恐るコーヒーを飲んでみる
不味くて飲めなかったら困るので、
カップにちょっとだけ
「...なんとなく飲めそう」
まだ完璧ではないけれど、
思っていたよりおいしくいただけた
「あれも食べられた」
「この味も感じた」
...と、
今はそんなひとつひとつが感動
1日1歩も進めてはいないけれど、
きっと間違いなく
前には進んでいる気がする
良いとき、悪いときの波はある
1日の中でも
体調がちょっと良いときがあれば、
数十分後には体調が悪くなったりもする
完全に日常に戻るには
まだ少し時間がかかりそうだが、
それでも
そのときは見えてきたかもしれない
そして思う
『このウイルス、
あまりにも怖ろしすぎる』
と――
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Source: りかこの乳がん体験記
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