生温い雨が降っている――
今日の気温、19℃
平年は6℃ほど...
なんとも異常な暖かさである
いったい今年の気温は
どうなっているのか...
が、あすは一転、雪
最高気温でも3℃らしい
そんな暖かさの中
今日は朝から、
わきの下がピリピリ・ペキペキ
「こんなに暖かいのに、
痛むのか...」
乳がんの切除術と同時におこなわれた、
腋窩リンパ節郭清
年々痛みは軽くなり、
腕の可動域も広がっていった
それでも寒い時期や
季節の変わり目は痛みが出る
...そんなこんなで、
手術からまもなく18年――
「まだ痛むのか...」
「いや、まだ痛むさ。
“一生ものの痛み”と
割り切っていたはず...」
と、心の中で繰り返す
やっぱり“乳がん”って、
大きな病気だと感じる瞬間
やっぱり“乳がん”って、
大きな手術だと実感する瞬間だ
股関節も痛むから厄介である
薬(痛み止め)をつけるのも迷う
・できれば使いたくない
・広範囲につける(擦り込む)ので、
けっこう体力が要る
(リンパ節郭清をした左腕を使うのは
少ししんどい)
・つけたあと、
ちょっとベタベタする
(おパンツもベタベタになる)
・薬が冷たい
...と、わがまま患者である
「一生、痛み止めを
使い続けなければいけないのか...」
と思うと...
それに、
「まだそこまで痛くないし...」
と思ってみたり...
「このくらいの痛みで使っていたら、
もっと痛みが強くなったとき
効かなくなるのではないか...」
「もっと痛くなったら使おう」
と...
ただ、進行は感じている
臼蓋形成不全・変形性股関節症と
診断を受けてから1年4か月
この間、ゆっくりではあるが
確実に進行しているのは実感している
当初、
「あと2年もってほしい」と思っていたが、
それは大丈夫そうだ
が、このままどんどん
痛みが強くなっていくことを思うと、
どこまで我慢できるか...
そして
手術(人工股関節)のタイミングは...
その手術は片足ずつか、
それとも両足一緒にするのか...
術後、
どれくらいで歩けるようになるのか...
...と、考えれば考えるほど
不安しかない
恐怖しかない
できればこのままでいたいが、
それは無理なのだろうか
先日わかった、骨粗鬆症といい...
なんだか、私、
寝たきりのおばあちゃんになりそうだ
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Source: りかこの乳がん体験記
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