人々は知らない。
自らの発した念はこの地上に消えず、自らおこなった善事も、そして犯した悪事でさえも、すべてこの地上に遺され、いつかは自らが摘み取らねばならぬことを。
時が経ち、それらはすでに過去として記憶の遥か彼方に遠のいてもなお、必ずや己に帰する(=帰結する)のだ。
地上の世界とは、そういったつながりは見えにくかろう(感じにくかろう)。
しかしながら、もしこれが、あの世であるならばどうか?
あの世とは、まったくの境(防御)がない霊層である。
瞬く間に、自ら発した念、あるいは地上にておこなった所業については、その良否は(霊的に)具現化され、それらを一心に(自らが)受けることとなるのだ。
あまりにも、そなたたちは知らない。
なぜゆえ地球に、人間という生命が息づいているかを。
何よりもその命を長らえ、そして魂の修行(向上)を続けていくがため、あの世の(直接的な)作用とは異なり、まさに、“守られて”いるのだ。
これに気づかず、そして謝する(=感謝する)ことなく、欲のまま、身勝手なるままに安穏(あんのん)と生き続ける、その愚かさよ。
しかしながら、あの世とこの世とは緻密に連動する。
あの世にては、過去自らが犯した物事への、すでに逃げ場のないほどの“猛省”の流れ(傾向)が始まっている。
それに呼応するかのように、地上にても、自らがもたらした(良否の)物事について、深く考えねばならぬことは次々と起こされる。
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さらには、身を切るような思い(痛み)とともに、猛省を促す出来事もまた、けして逃れることのない立ち位置(状況)にて、人々は、いずれの形であれ真っ向より受けていくこととなるだろう。
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Source: 神々からのメッセージ
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